QNAP TS-251A NASのアンチウィルスを設定する
NASはパソコンです。
パソコンである限り、ウィルスなどの対策は必要です。
ローエンドのNASはその対策を外部、ネットワーク上で繋がったWindowsやMacにインストールされたのセキュリティソフト、あるいはルーターのFirewallの機能などの監視機能に依存します。
QNAPですと状況が変わります。
基本的な機能の一つに「アンチウィルス」を備えています。
今回はその設定についてです。
QNAP TS-251で設定作業した記録ですが、QNAP製のNASであれば基本は同じです。
まず管理画面にログインし、「アンチウィルス」を起動します。
概要部分の「アンチウィルス」と「更新」の両方にまずはチェックを入れます。
更新にチェックを入れたら、パターンファイルの更新頻度が変更できますが基本は「1日」でいいでしょう。オンライン更新の「今すぐ更新」をクリックして最新のパターンファイルを入手すればOKです。
「ウィルス定義」の項目に更新した日付が表示されれば成功です。
設定が出来たら次はスキャンジョブを設定します。
「スキャンジョブ」タブへ移動し、「スキャンジョブの追加」をクリックします。
ジョブ名を入力して、スキャン範囲を決めます。基本は「すべてのフォルダ」で良いと思います。
スキャン頻度(スケジュール)を決めます。今回は毎日0時に実行させるようにします。
フィルタリングします。考え方次第ですが、今回は「潜在的に危険なファイル」とされるものを対象にする事にします。
スキャンするファイルに制限を掛けます。
最後です。アクションを設定します。
・感染ファイルの隔離
・感染またはジョブの完了を知らせるメール送信
の設定を行います。
メールの送信には通知設定が必要です。これはまた後日。
以上で完了です。
スキャンジョブの画面に戻って「アクション」から「今実行する」を選択して初回スキャンを実行します。
ここまででQNAP TS-251のアンチウィルス設定は完了です。
次回は通知設定をしようかと。
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QNAP 代々木オフィスのTS-251を初期化する
自宅にQNAPのTS-251Aを設置したことで浮いたTS-251をシェアオフィスしている代々木へ持ち込み、ここで心機一転活躍してもらう事にしました。
自宅で使用していた頃の手垢を綺麗にするということで、また今後障害が起きた時のトレーニングとして「工場出荷状態への初期化(ディスクフォーマットを含む)」を実行することに。
大事なデータはすでに自宅のNASへ移行済みのため、失うものは何も無し!強気で進めます。
まずは管理画面にログインして
「コントロールパネル」→「システム設定」へと進みます。動作が不安定で設定を初期化したいと云うことならば「設定のバックアップ/復元」で設定ファイルを保存する事が出来ます。保存した設定ファイルからの復元もここから出来ます。
今回はすべてリセットする方針なので「工場出荷時設定の復元」へ進みます。
オプションは3つ。
・工場出荷時の復元とすべてのボリュームのフォーマット
→システム設定を初期値に復元し、すべてのディスクボリュームをフォーマットします
・設定リセット
→ユーザーデータを消去せずにシステム設定を初期値に復元
・NASの初期化
→すべてのデータを消去し、NASを再初期化
今回は一番上を選ぶことにします。
今回は利用しませんが、そもそも管理画面にログインできなくなったときのオプションも用意されているのが分かります。NASの背面にあるRESETボタンを利用します。
・3秒押す→管理者パスワードとシステム設定を初期値に戻す
・10秒押す→作成したユーザー、ユーザーグループ、共有フォルダなどすべての設定が消去される
どちらの場合もユーザーデータは保持されます。
よくある警告文と初期化後の動作を確認されるので「再起動」を選びます。
最終確認です。管理者パスワードを入力して「OK」します。初期化を開始します。
小一時間程度で終了しました。
Qfinder Proを起動してNASが認識されれば完了です。この時点で元のユーザーやグループ、共有フォルダ、ユーザーのデータは全て消去されています。
管理者パスワードもリセットされています。パスワードの初期値はユーザーマニュアルを参照して下さい。
ちなみに「管理パスワードを忘れましたか?」をクリックするとパスワードのリセット方法が表示されます。
パスワードをリセットすると起こるより詳細な内容が表示されます。
以上。
参考までです。
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QNAP TS-251AをiPhone&iPadで管理する
年明け早々Intel製プロセッサの設計上の欠陥が業界を震撼させています。
Intelのプロセッサチップに根本的な設計上の欠陥が発覚、各OSにアップデートの必要性 - GIGAZINE
コアな部分なので小手先の対策でどうにかなるのかどうか、このあたりの技術は全く分からないゴトーには想像も付きませんが、アップルやマイクロソフトの対応を待ちたいところです。
さて本題です。
年明けてからそれなりのまじめさでTS-251Aをいじってますが、稼働状況などを確認するのにいちいちブラウザーから管理画面にログインって云うのは意外と面倒くさい。
そんなお嘆きの貴兄にQNAPさんは管理用のアプリをiOSとAndroid用に提供しています。
Qmanager - Google Play の Android アプリ
自分はiPhone&iPadなのでApp Storeからダウンロード。
起動すると当然何も登録が無いので、画面下の「追加」をクリックすることから始めます。
1)「NASの追加」画面に移動します。この時点で参加しているネットワーク上のQNAPのNASが認識されます。
現在我が家には2台のNASが動作しているので両方見えています。今回は上に表示されているTS-251Aをタップします。(機種名は表示されず設定してあるNASの名前とIPアドレスが表示されています)
2)選択したNASが正しいことを確認した上で任意のユーザー名とパスワードを入力して「保存」します。通常は管理者ユーザーで良いかと思います。
3)情報が正しければ登録完了です。完了したNASをタップして管理画面に入ります。
4)管理画面の表示上にアラートが出ます。動作中のそれぞれのNASから通知を受けとるためには本体とのペアリングが必要です。そのための設定は本体側で行う必要があります。
※この画面のみiPadのものです
5)NASの管理画面にログインし、「コントロールパネル」→「通知」を表示します。
「通知」画面のタブで「プッシュサービス」を選択します。説明を見ると「myQNAPcloud」サービスにログインをしろということなのでリンクをクリックします。
6)「myQNAPcloud」を設定します。「使用開始」をクリックします。
ここからはウィザード形式なので一般的なクラウドサービスの作り方と相違はありません。
手順を確認し、
QNAP IDを作成(既に作成していたのでこのままログインしています)
作成後、ログインすると認識のためのデバイス名を登録します。リモートアクセスの設定を有効にすると外部からもアクセスすることが出来るようになりますが、それはまた今度。
今回は一通りONにしていますが注意点。
外部への無造作な公開は非常に危険です。
アクセスコントロールは必ず「プライベート」にしておきましょう。
これで完了です。
画面を戻って「通知」の「プッシュサービス」を確認します。
Qmanagerをインストールし、NASを登録したiPhoneで起動させ、「ペアリングデバイスの設定」上に該当するiPhone(あるいはiPad)が表示されれば成功です。
チェックを入れて「テストメッセージの送信」でプッシュサービスが機能しているか確認できます。
これでようやく使えるレベルになります。
TS-251Aの動作状況や設定内容、リブートやシャットダウンなどの操作も行えるようになります。
これでいつまでもMacのブラウザからいちいちアクセスしないと行けない環境とはおさらばです。
次回はQNAP TS-251A本体のバックアップについて書きたいと思います。
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MacをQNAP TS-251AでTimeMachineを設定してみる
昨年末にわかに話題になったアップルがiPhoneのバッテリー劣化に伴い意図的に性能を低下させる仕様であった問題について、2018年12月まで該当する機体全てをほぼ無条件で交換することにした模様です。
最初からそういう仕様になってますよ、と云っておけば防げたかもしれない問題ですが、素早い対応はやはりワールドクラスの企業です。
日本の企業にもこのくらいの意識を持って危機管理に当たってもらいたいもんです。
無理か。
さて本題です。
前回と話題が前後しますが、QNAPのNASを新調したのを期に自宅のメインマシンのiMacとMacBookProのバックアップ先をTS251Aにまとめました。
今まではUSB接続の外付けHDを使うのが普通で、一時期アップル純正のTimeCupsuleを利用していた時期もありました。そもそもデータだけのことならばクラウドストレージのDropboxが全開で機能しているので消失の可能性もほぼないことから、ここのところTimeMachineはご無沙汰でした。
とはいえ本職がデータぶっ飛ばしても洒落にならないのと、日常的にTimeMachineの動作を確認しておかないと行けないだろうということで実行。
まずはTimeMachine用のディスクとして認識させるところから。
1)TS251Aに予め「Hybrid Backup Sync」をインストールします。AppCenterから無料で入手できます。
2)「Hybrid Backup Sync」を起動したら「バックアップサーバー」メニューから「Time Machine」タブを選択します。
3)「Time Machineのサポートを有効にする」にチェックを入れ、設定時に必要になるパスワードを任意に設定します。
容量を「0」に設定すれば、ボリューム全体をバックアップ領域として利用可能ですが、今回は通常のデータ保存にも使用するので「1500GB」を上限にする設定にします。
以上でTS251A側の設定は完了です。
4)Macのメニューバーまたはシステム環境設定から「Time Machine」を開きます。
5)「ディスクを選択」を選びます。TS251Aの設定がきちんと出来ていれば、バックアップ先の選択肢に「TMBackup」というボリュームが表示されているはずですので、それを選択します。
6)選択して「ディスクを使用」をクリックするとアクセス権の許可を求められるので
ユーザー名「TimeMachine」
パスワード「任意で設定したもの」
を入力します。
以上で終了です。
USB接続の外付けHDと違うのは、バックアップのインデックス作成に非常に時間がかかるようで、iMacがバックアップを開始するまでにおよそですが一晩かかりました。
このサーバーの利用目的は自分の仕事と家の(家族の)データの保管と共有です。
1時間分のデータ消失が致命的なクリエイティブなお仕事用というわけではないので、1時間ごとのバックアップはちょっと多すぎ、1週間に1度でも良いくらいです。
ですので
をiMacへインストールして間隔を調整します。
まだ始めたばかりなのでベストを割り出せていませんが、とりあえず実行モードを「カレンダー」にし、週に1回日曜日の夜に取らせることにしました。
日々のデータ更新の9割はDropboxの中で行われているので、これでも問題ないでしょう。
さて次回は、QNAP TS251A自体のバックアップについてです。
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自宅用のNASをアップグレード QNAP TS-251AとQuickAccess
毎年のごとく箱根駅伝をTVで堪能。我が母校東洋大学の往路制覇は見事でした。
復路を青学に逆転され総合優勝は逃しましたが、ここ3年続いた完全優勝を阻止したことを素直に喜びましょう。
さて本題です。
自宅で使用していたQNAPのNAS「TS251」を「TS251A」に交換しました。
データ保管とバックアップに活躍してくれていましたが、2TBの容量(RAID1構成)が少々手狭になってきたためです。
※左から初代TS-121、2代目TS-251、そして3代目TS-251A
性能的には
CPU
TS251:シングルコアIntelCeleron2.41GHz
TS251A:デュアルコアIntelCeleron1.6GHz(バースト時2.48GHz)
メモリ
TS251:4GB(標準2GBを2x2GBに交換)
TS251A:8GB(標準2GBを2x4GBに交換)
ストレージ
TS251:2TB(2TBx2 RAID1構成)
TS251A:3TB(3TBx2 RAID1構成)
性能アップにメモリとストレージを少々奮発。
同じファームウェアバージョンで動作するので出来る事自体は同じ。
なので決め手はCPUのデュアルコア化でしょう。その分の仕事を期待します。
「TS251」と「TS251A」の大きな違いは、本体正面に「QuickAccessポート」を搭載していることです。
NASはその名の通りネットワークでアクセスを可能にするストレージですが、大容量のデータ転送はUSB3.0接続の外付けストレージと比較すれば遅いです。
特にTimeMachineのバックアップ先としてNAS(もちろんアップル純正TimeCupsleでも)を使用すると復元時の時間がネックになります。
「もしかして、このQuickAccessでMacに直付けして復元させたら早いんじゃね」
と思ったわけです。
当初はストレージだけ2TBから3TBへアップとだけ考えていたのが、大きく気持ちが傾きます。
結果、ポチりました。
基本的なセッティングもそこそこに実際にアクセスしてみます。
1)まずはTS251A側の設定です。何も難しい事はなく、管理画面の
「コントロールパネル」→「ネットワークと仮想スイッチ」→「インターフェース」
へと進み、「QuickAccess」タブをクリック、機能を「有効」にするだけです。
これによってMacやWindowsからUSBケーブルで接続し、CIFSでNAS内のデータを共有することが可能になります。
2)クライアント側の設定です。これも実に簡単でサイトから「QFinder Pro」をダウンロードしてインストールするだけで準備は完了です。
3)実験のためすべてのネットワークから切断したMacBooProをUSBケーブルで接続します。
4)インストールした「QFinderPro」を起動します。ポートに接続されたQNAPが認識されます。
独自のIPアドレスが設定されています。項目をダブルクリックするとMacBook本体にも同様のIPアドレスが自動で設定されます。
後はNASへアクセスするときと同様にユーザー認証を行いディスクをマウントします。
理論値で考えれば、Gigabit-Ethernetの転送速度は1Gbps、USB3.0は5Gbpsということになるので大容量のデータ転送にはこちらが向いているでしょう。
カメラマンや映像編集の仕事をしている人にはうってつけの仕様だと思います。
お薦めします。
さて問題のTimemachineバックアップの復元にこのQuickAccessが利用できるかですが、どうやら出来そうな感じです。
実行する環境を作らないと行けませんが、少なくとも復元元として認識はしました。
この続きはまた今度。
参考:QNAP NASでTimeMachineを実行する方法
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年始の抱負と福袋の中身
皆様明けましておめでとうございます。
しがない、いつ更新しているのかも分からないブログですが今年もよろしくお願いします。
今年は個人的に、
・4回目の年男。48才になります。
・会社勤めを辞めて今年の8月で10年になります。
という2つのメモリアルがあります。
もう一周すると還暦です。
よくもまぁ生きてきたもんです。
独立起業して10年です。これもまぁよく生き抜いてきたもんです。
それなりに自分を褒めてあげたい。
だからといって、大きな目標を立てようとか、志を持とうとか、そういう考えもなく、淡々とこなしていこうかなと(表向き)考えている次第です。
昨年末、ヨドバシカメラの福袋を申し込みました。
一昨年の失敗からヨドバシカメラさんは福袋を事前抽選制に変更したので、「360度カメラThetaセット」に応募。
当たりました。
年末押し迫った頃に到着、そして正月に開封の儀を執行。
いいですね。
THETAは色を選べないという地味に嫌がらせ使用だったのですが、無難に青が届いたので良しとします。
そして人生初の自撮り棒を&VRゴーグルを入手。
カメラレンズクリーナー。。。。うん、必要ですね、綺麗にしないと。
充電して早速近くの堤防上で試写。堤防の上からは南は富士山から始まって武甲山、両神山、浅間山、妙義山、榛名山、赤城山、日光連山までぐるりと見える好環境です。
すこし先の橋の上まで行くと筑波山まで視界に入る最高の場所です。
で撮影結果です。
山見えねぇ。。。
解像度からしたらこんなもんでしょう。
カメラ付き携帯からスマホが普及して画像・映像情報が爆発的に増えて、更にここに来て360度カメラで立体的な情報が付与されてくると、まさに「映像の世紀」!
年末に昔のアルバムを整理していて、今住んでいる家が建てられた当時の写真が結構出てきた。
もし当時360度カメラがあったらなぁと夢想する。
RICOH デジタルカメラ RICOH THETA m15 (ホワイト) 全天球 360度カメラ 0910700
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