QNAP TS-251AをiPhone&iPadで管理する
年明け早々Intel製プロセッサの設計上の欠陥が業界を震撼させています。
Intelのプロセッサチップに根本的な設計上の欠陥が発覚、各OSにアップデートの必要性 - GIGAZINE
コアな部分なので小手先の対策でどうにかなるのかどうか、このあたりの技術は全く分からないゴトーには想像も付きませんが、アップルやマイクロソフトの対応を待ちたいところです。
さて本題です。
年明けてからそれなりのまじめさでTS-251Aをいじってますが、稼働状況などを確認するのにいちいちブラウザーから管理画面にログインって云うのは意外と面倒くさい。
そんなお嘆きの貴兄にQNAPさんは管理用のアプリをiOSとAndroid用に提供しています。
Qmanager - Google Play の Android アプリ
自分はiPhone&iPadなのでApp Storeからダウンロード。
起動すると当然何も登録が無いので、画面下の「追加」をクリックすることから始めます。
1)「NASの追加」画面に移動します。この時点で参加しているネットワーク上のQNAPのNASが認識されます。
現在我が家には2台のNASが動作しているので両方見えています。今回は上に表示されているTS-251Aをタップします。(機種名は表示されず設定してあるNASの名前とIPアドレスが表示されています)
2)選択したNASが正しいことを確認した上で任意のユーザー名とパスワードを入力して「保存」します。通常は管理者ユーザーで良いかと思います。
3)情報が正しければ登録完了です。完了したNASをタップして管理画面に入ります。
4)管理画面の表示上にアラートが出ます。動作中のそれぞれのNASから通知を受けとるためには本体とのペアリングが必要です。そのための設定は本体側で行う必要があります。
※この画面のみiPadのものです
5)NASの管理画面にログインし、「コントロールパネル」→「通知」を表示します。
「通知」画面のタブで「プッシュサービス」を選択します。説明を見ると「myQNAPcloud」サービスにログインをしろということなのでリンクをクリックします。
6)「myQNAPcloud」を設定します。「使用開始」をクリックします。
ここからはウィザード形式なので一般的なクラウドサービスの作り方と相違はありません。
手順を確認し、
QNAP IDを作成(既に作成していたのでこのままログインしています)
作成後、ログインすると認識のためのデバイス名を登録します。リモートアクセスの設定を有効にすると外部からもアクセスすることが出来るようになりますが、それはまた今度。
今回は一通りONにしていますが注意点。
外部への無造作な公開は非常に危険です。
アクセスコントロールは必ず「プライベート」にしておきましょう。
これで完了です。
画面を戻って「通知」の「プッシュサービス」を確認します。
Qmanagerをインストールし、NASを登録したiPhoneで起動させ、「ペアリングデバイスの設定」上に該当するiPhone(あるいはiPad)が表示されれば成功です。
チェックを入れて「テストメッセージの送信」でプッシュサービスが機能しているか確認できます。
これでようやく使えるレベルになります。
TS-251Aの動作状況や設定内容、リブートやシャットダウンなどの操作も行えるようになります。
これでいつまでもMacのブラウザからいちいちアクセスしないと行けない環境とはおさらばです。
次回はQNAP TS-251A本体のバックアップについて書きたいと思います。
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