QNAP 代々木オフィスのTS-251を初期化する
自宅にQNAPのTS-251Aを設置したことで浮いたTS-251をシェアオフィスしている代々木へ持ち込み、ここで心機一転活躍してもらう事にしました。
自宅で使用していた頃の手垢を綺麗にするということで、また今後障害が起きた時のトレーニングとして「工場出荷状態への初期化(ディスクフォーマットを含む)」を実行することに。
大事なデータはすでに自宅のNASへ移行済みのため、失うものは何も無し!強気で進めます。
まずは管理画面にログインして
「コントロールパネル」→「システム設定」へと進みます。動作が不安定で設定を初期化したいと云うことならば「設定のバックアップ/復元」で設定ファイルを保存する事が出来ます。保存した設定ファイルからの復元もここから出来ます。
今回はすべてリセットする方針なので「工場出荷時設定の復元」へ進みます。
オプションは3つ。
・工場出荷時の復元とすべてのボリュームのフォーマット
→システム設定を初期値に復元し、すべてのディスクボリュームをフォーマットします
・設定リセット
→ユーザーデータを消去せずにシステム設定を初期値に復元
・NASの初期化
→すべてのデータを消去し、NASを再初期化
今回は一番上を選ぶことにします。
今回は利用しませんが、そもそも管理画面にログインできなくなったときのオプションも用意されているのが分かります。NASの背面にあるRESETボタンを利用します。
・3秒押す→管理者パスワードとシステム設定を初期値に戻す
・10秒押す→作成したユーザー、ユーザーグループ、共有フォルダなどすべての設定が消去される
どちらの場合もユーザーデータは保持されます。
よくある警告文と初期化後の動作を確認されるので「再起動」を選びます。
最終確認です。管理者パスワードを入力して「OK」します。初期化を開始します。
小一時間程度で終了しました。
Qfinder Proを起動してNASが認識されれば完了です。この時点で元のユーザーやグループ、共有フォルダ、ユーザーのデータは全て消去されています。
管理者パスワードもリセットされています。パスワードの初期値はユーザーマニュアルを参照して下さい。
ちなみに「管理パスワードを忘れましたか?」をクリックするとパスワードのリセット方法が表示されます。
パスワードをリセットすると起こるより詳細な内容が表示されます。
以上。
参考までです。
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