自宅用のNASをアップグレード QNAP TS-251AとQuickAccess
毎年のごとく箱根駅伝をTVで堪能。我が母校東洋大学の往路制覇は見事でした。
復路を青学に逆転され総合優勝は逃しましたが、ここ3年続いた完全優勝を阻止したことを素直に喜びましょう。
さて本題です。
自宅で使用していたQNAPのNAS「TS251」を「TS251A」に交換しました。
データ保管とバックアップに活躍してくれていましたが、2TBの容量(RAID1構成)が少々手狭になってきたためです。
※左から初代TS-121、2代目TS-251、そして3代目TS-251A
性能的には
CPU
TS251:シングルコアIntelCeleron2.41GHz
TS251A:デュアルコアIntelCeleron1.6GHz(バースト時2.48GHz)
メモリ
TS251:4GB(標準2GBを2x2GBに交換)
TS251A:8GB(標準2GBを2x4GBに交換)
ストレージ
TS251:2TB(2TBx2 RAID1構成)
TS251A:3TB(3TBx2 RAID1構成)
性能アップにメモリとストレージを少々奮発。
同じファームウェアバージョンで動作するので出来る事自体は同じ。
なので決め手はCPUのデュアルコア化でしょう。その分の仕事を期待します。
「TS251」と「TS251A」の大きな違いは、本体正面に「QuickAccessポート」を搭載していることです。
NASはその名の通りネットワークでアクセスを可能にするストレージですが、大容量のデータ転送はUSB3.0接続の外付けストレージと比較すれば遅いです。
特にTimeMachineのバックアップ先としてNAS(もちろんアップル純正TimeCupsleでも)を使用すると復元時の時間がネックになります。
「もしかして、このQuickAccessでMacに直付けして復元させたら早いんじゃね」
と思ったわけです。
当初はストレージだけ2TBから3TBへアップとだけ考えていたのが、大きく気持ちが傾きます。
結果、ポチりました。
基本的なセッティングもそこそこに実際にアクセスしてみます。
1)まずはTS251A側の設定です。何も難しい事はなく、管理画面の
「コントロールパネル」→「ネットワークと仮想スイッチ」→「インターフェース」
へと進み、「QuickAccess」タブをクリック、機能を「有効」にするだけです。
これによってMacやWindowsからUSBケーブルで接続し、CIFSでNAS内のデータを共有することが可能になります。
2)クライアント側の設定です。これも実に簡単でサイトから「QFinder Pro」をダウンロードしてインストールするだけで準備は完了です。
3)実験のためすべてのネットワークから切断したMacBooProをUSBケーブルで接続します。
4)インストールした「QFinderPro」を起動します。ポートに接続されたQNAPが認識されます。
独自のIPアドレスが設定されています。項目をダブルクリックするとMacBook本体にも同様のIPアドレスが自動で設定されます。
後はNASへアクセスするときと同様にユーザー認証を行いディスクをマウントします。
理論値で考えれば、Gigabit-Ethernetの転送速度は1Gbps、USB3.0は5Gbpsということになるので大容量のデータ転送にはこちらが向いているでしょう。
カメラマンや映像編集の仕事をしている人にはうってつけの仕様だと思います。
お薦めします。
さて問題のTimemachineバックアップの復元にこのQuickAccessが利用できるかですが、どうやら出来そうな感じです。
実行する環境を作らないと行けませんが、少なくとも復元元として認識はしました。
この続きはまた今度。
参考:QNAP NASでTimeMachineを実行する方法
QNAP TS-251A 専用OS QTS搭載 Celeron N3060 デュアルコア1.6GHz CPU 2GBメモリUSB QuickAccessポート搭載 2ベイNAS 2年保証
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