机上向学 QNAP TS-121のバックアップを設定する
RAID1やRAID5はバックアップと呼ばないがポリシーのGAKIRAです。
先日この1年半ほど使用していたバッファローのツインドライブのNASからQNAP TurboNAS TS-121へ乗り換えました。
乗り換えた理由は特にありません、というのは嘘でQNAP製品で提供される色々なサービスを体験してみたかったというのが理由です。もちろん新しい物好きであることは否めません。
バルク品の2TBSATAドライブを内蔵して、初期化→ユーザー作成→フォルダを作成まで行って普通にNASとしての使用はOKです。では内容がないので今回はバックアップの設定を行う事に。
冒頭で宣言したとおりRAIDはあくまで冗長性を担保するものでバックアップとは言えないと考えています。そう言いながらその前に使用していたNASではRAID1を組んだだけで使ってたんですけど。
今回はきちんと外付けのドライブにバックアップを設定してみようと思います。QNAPの設定はこれから憶えるので定期的にこのあたりの記事をアップしたいと思います。
「QNAP TS-121のバックアップ」
先ず使用するバックアップ用のドライブです。今回はBUFFAROの既製品の2TBのUSB2接続のドライブを使用します(写真左側。この形の製品好きなんですよね)
QNAPの管理画面にアクセスしてバックアップの設定をします。
外部ストレージとして認識されているドライブをフォーマットします。市販のHDDはだいたいNTFSでフォーマットされていると思いますが、ここはFAT32に変更します。こうしておくと、いざNASがクラッシュしたときに外付けのドライブをPCに取り付けて編集などができるので便利です。
バックアップマネージャーからタスクを作成します。
タスクはウィザード形式で作成できるので手間は掛かりません。
「同期化」という言葉が使われています。バックアップするボリュームを選んで「次へ」。
今回は自分用のメインボリューム全体を指定して外部ドライブへ。
スケジュールを設定します。今回は「リアルタイム」を選択。
名称を付けて「次へ」。
ジョブとして作成します。
これで終了です。
この時点で300GBぐらいのデータが転送済みでしたが、代替1日ぐらいでファーストバックアップが終了しました。
リアルタイムを選択した関係で新しいファイルを放り込むと外付けドライブがガリガリ動き出すのが分かります。
これでデータの担保はできました。
次回は「QNAPクラウド」を利用した外部連携を構築したいと思います。