机上向学 アドビ CreativeCloud 2015 のアップデートには気をつけつついいところは褒めたい
先日群馬と長野の県境にある浅間山が小規模の噴火をしたとのニュース。
あの辺りに好きな場所がたくさんあるので気になります。
あっちでもこっちでも火山が活発に活動したり、今年に入って震度5以上の地震が6回も起きてるってのは何かが目覚めたんじゃないかと心配です。
ナマズですかね?
さて本題です。
つい数日前アドビのCreativeCloudがメジャーアップデート「2015」がリリースされました。すでにダウンロードが出来るようになっているのでアップグレードされた方も多いと思います。
そのアップデート、うっかり実行すると前バージョンの「CC2014」「CC」の設定を引き継ぎした上で完全消去してしまうという恐ろしい設定が標準になっています。回避方法はCreativeCloudデスクトップアプリ(以下CCデスクトップアプリ)でアップグレード実行の際に「詳細オプション」から以前のバージョンを削除する設定を解除する必要があります。詳細は尾花暁さんのブログに詳しいのでご参照下さい。
あかつき@おばなのDTP稼業録 【Adobe CC 2015】「すべてをアップデート」を押してはいけない…
でうっかり実行するとどうなるのか?
こうなります。
画像ではCC2014が「Plug-Ins」フォルダーを残してきれいに消えています。
しかしアドビさん、人の懐に無断で手を突っ込んで引っかき回す仕様変更は不愉快な上に印刷の入稿環境の喪失や利用しているプラグインの非対応など実害を招くので止めてほしいのですがいかがなもんでしょうか。
2015は以前使用していた2014やCCから設定を引き継ぐらしいのでカスタマイズした環境はほぼそのままに使えると思われます。
ですが再インストールしたCC2014やCCは位置から設定をし直す必要が生じると思われます。
そのコストをアドビさんが持ってくれるなんて事は当然ないですよねぇ・・・
こき下ろしてばかりもつまらないのでいくつか褒めておくと、昨日17日(水)に六本木にてADOBE LIVE 2015が開催されてCC2015のお披露目となりました。
アドビ曰わく「史上最高のアップグレード」のCC2015のポイントは3つ、
だそうです。
個人的に注目したいのは、
・Illustratorに自動保存機能が追加→30秒から1時間の範囲で作業中のデータを自動で保存!もうこれで「原因不明のエラー」も怖くありません。
・最大拡大率が今までの10倍の64,000倍→驚きの拡大率!
・Photoshopの「霞み除去」→霧とかもやの掛かった画像から霞を取り除いて鮮やかな風景が目の前に!Photoshopの魔法再びな感じ。
・Photoshopにもアートボードの概念が導入→複数のデザインを1つのデータ上で実行できそうです
・Androidにも対応し始めたモバイルアプリ→もはや環境を選びません
実際盛りだくさんの機能向上が図られているのが今回のCC2015です。
そしてある意味最注目は「Adobe Stock」(ストックフォトサービス)ですね。
約4000万点のロイヤリティーフリーの画像が揃っています。
サイト内の検索機能などがまたよく出来ているのですが、それは次回に。
Adobe Creative Cloud 12か月版 Windows/Mac対応 [ダウンロードコード]
- 出版社/メーカー: アドビシステムズ
- 発売日: 2013/10/01
- メディア: Software Download
- この商品を含むブログを見る
10倍ラクするIllustrator仕事術 【増強改訂版】 CS5/CS6/CC/CC2014対応 ~ベテランほど知らずに損してる効率化の新常識
- 作者: 鷹野雅弘,茄子川導彦,鈴木ともひろ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る