机上向学 アップルIDの2段階認証の設定前に 秘密の質問を忘れたときの対処方法
その他のクラウドサービスに遅れていましたが、ようやくアップルIDでも2段階認証(iCloud: 2 段階認証)がスタートしました。
その設定はアップルホームページのマイアップルIDから行う事が出来ます。
意気揚々と設定しようとログインしたのですが…なんということでしょう!設定云々の前にそこへ辿り着けないという事態が発生。
本人特定のために「秘密の質問」に答えなくてはいけないのですが、その質問の答えが一致しませんという事態に。
手元にはアップルID設定当時に残したと思われる自筆のメモがあるので、そんな馬鹿なと繰り返し入力するのですが全部ダメ。あげくに「今日はもうダメよ」とロックがかかる始末。。。(注:ロックがかかっても一定時間すれば再認証可能になります)
こうなるとお手上げなので素直にサポートへ、ということで「秘密の質問の答えを忘れてしまった場合の対処方法」です。
まずは連絡先を確認します。
Apple - サポート - iTunes - お問い合わせ
へ進みます。
「iTunes Storeのサポートに問い合わせる」のリンクをクリックします。
「パスワードとセキュリティ質問」をクリックします。
「Apple IDのセキュリティの質問を忘れてしまった」をクリックします。
3つ選択肢があります。その時は時間に余裕があったので「今すぐアドバイザーと話がしたい」をクリックします。待ち時間2分とありますが本当でしょうか?
名前・連絡先メールアドレス・電話番号(この時は携帯)と任意でAppleIDを入力して「続ける」をクリックします。
受付が完了するとこのような画面になります。
それから10分と待たずにアップルのサポートから電話を頂きました。看板に偽りはありませんでした。
そこからはアップルのサポートスタッフとのやりとりになります。
事情を説明して「秘密の質問」を再設定できるようにします。
まずは本人確認が重要になるわけですが、手順として「秘密の質問の答えを口頭で確認する。」ということになります。が、今回どういうわけかこちらで控えていた答えと一致しないとの返事です。実際の答えが何かについてはサポートスタッフからは教えてもらう事は出来ません。
ただし、この答え設定当時に入力したそのままでなければシステム的には認識しないそうです。ひらがな・カタカナ・漢字はもとよりアルファベットで頭の文字だけ大文字で入力すると完全に区別されてしまうそうです。この窓口で正確な答えを伝えればその辺の違いは目を瞑って確認して頂けるようですが、今回は全く違うと言うことです。(私はいったい何をメモっていたのでしょう??)
答えが一致しない場合は、本人認証を正確に行う必要があるということで以下の情報を確認されます。
1)認証コードを確認します。「Apple - My Apple ID」へその場でログインします。
「パスワードとセキュリティ」の画面左下「サポート認証コード」をクリックします。
上記の画面が表示されるので「認証コードを生成」をクリックすると4桁の数字が表示されますので、それをサポートへ伝えればOKです。
2)登録しているクレジットカードの種類と期限を伝えます。
3)登録しているクレジットカードの「前6桁」と「後4桁」の番号を伝えます。
1)〜3)すべての情報が一致すれば本人確認Okとなります。
サポートスタッフの方でセキュリティを解除してくれますので、5分後くらいにログインすると「秘密の質問」を再設定することが出来るようになります。
今回は「始めて飼ったペットの名前」「憧れの職業」「子供時代を過ごした街の名前」の3つを選んで全て「カタカナ」で入力しました。
答えが何かは秘密です。
この時ついでにセキュリティ情報をリセットするためのセカンドメールアドレスを設定しておきましょう。実はこれも設定されていなかったため今回はちょっと面倒なことになったわけです。
これで無事アップルIDの2段階認証を設定する準備が出来ました。
それにしても皆さん、秘密の質問の答えは忘れないようにしましょう。
本日の教訓でした。