机上向学 VMWareFusionがどうも使えないっぽいのでParallels Desktop 9をYosemiteに入れてみた
VMWareのFusionを自分が使用していた歴史は意外に古くてバージョン1の頃から。
最もその頃はMacのパワーそのものが足りずメーカーが言うほど仮想環境下でWindowsアプリがバリバリ動くかというとそうでもなかった気がする。
それでもFusion5まで来て、かなり快適な操作感が得られるようになったし、MacBookAir上でWindowsのドライバーなどを検証する環境としては非常に重宝した。
そんなFusionを長年推してきたact2さんから諸般の事情により取り扱いが出来なくなったというメールが届いたのが確か去年の夏頃。合わせてParallelsDesktopの取り扱いを開始することになったのもその頃でしょうか(すいません、うろ覚えで)
VMware Fusion サポート終了のお知らせ(2014年2月12日まで)
その時Fusionからの乗り換え優待ということでそこそこ良い価格でParallelsDesktopを提供してもらえるということだったので、勢いだけで購入。
とはいえ、積極的な乗り換えを計るでもなくMacBookAirの仮想環境はそのままFusionを使用していた。
ここに来てMacBookAirをYosemite βに変更してしまったときに、動かなくなった数少ないアプリケーションの1つが実はFusion 5だった。
放置していたのだが、いい加減仮想環境を構築しておかないと何かあったときに泣きを見るのは自分だということで棚からParallelsDesktop9を引っ張り出してきてインストールすることに。
(それにしてもParallelsって「L」が多くてタイプしているうちにどこ叩いているのかわかんなくなる)
まずはディスクを。
非常に親切なことにインストール前にオンラインでアップデータを探してきてくれるので2度手間感がありません。
ダウンロードが終了するとアクティベーションを要求されます
インストールがある程度終了するとオプションで「Parallels Access」のインストールを奨められますがこれはサーバーの利用料が一定額必要なリモート機能なので今回はとりあえず「インストールしない」で次へ
もっとも年間2千円くらいだから入れておいてもいいんだけど。
すべてのインストールが終了すると管理画面が表示。
何が素敵かって「ChromeOS」や「Ubuntsu」、「Android」までデフォルトでインストールできる機能があること。Macの復元パーテーションを利用してOSXの仮想環境を作ることも可能です。今回は予めFusion5で使用していた仮想マシンが入っているのでそれを利用します。「既存の仮想マシンを追加」を選んで続行。
ここでアクシデント。追加から続行のプロセスで数回ParallelsDesktopが落ちました。
バージョン9は別にYosemite対応版ということではないので場合によっては起動しないケースもあるようです。
Parallels Desktop 9 for MacがOS X Yosemite DP 6で動かない場合の対処法。
数回再起動を繰り返した後、突然進むようになったのでFusionの仮想マシンから今回はWindows8 64bitを選択
ParallelsDesktopで使用出来るように仮想マシンを変換してくれます。ここが時間の掛かるところでしょう。今回はおよそ30分くらいかかりました。かなりプレーンな状態のWin8だったので軽く出来ましたが、これが使い込んだ環境だともっと掛かるかもしれません。
お任せなので何もすることなし。「はい」を選んで次へ。
これで終了です。ユーザーとしてログインしてすぐに使用することが出来ました。
現時点ではバージョン9も特に問題なくYosemiteで動作しています。
で、ここまでバージョン9をインストールしておきながら実は今朝Parallelsからメールが届きました。昨日からTwitterのタイムラインでちらちら出回ってはいたのですが、
Parallels Desktop 10 for Mac へのアップグレード
来ました!Yosemite完全対応のバージョン10です。
時を同じくしてact2さんからもメールが、
act2 ブログ: 【速報】パラレルス Desktop 10 最速インプレッション!
いいですね。
act2ブログではかなり詳細に新しい機能、注目の機能がピックアップされています。
特にWindowsアプリやドライバーの検証が主目的な自分としては、
「Parallels Desktop 内から Windows OS 体験版をダウンロード可能。」
が注目の機能です。これは製品発表会に参加されていた林信行さんのTweetによると
「Desktop 10から追加されたWindowsトライアル版は上級者向け機能。トライアル版は何度でもダウンロードできるが、90日経つと全データが自動で消える。製品版へのアップグレードは不可で、あくまでもテスト環境用。Win XP以降の全バージョン用意。」
とのこと。大注目です。
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