机上向学 OSX10.11 El Capitanへアップグレード。そしてディスクユーティリティーは変わった・・・
昨日10月1日に最新MacのOS OSX10.11 El Capitan がリリース。
早速メインマシンであるMacBookAir Early 2015モデルでアップグレードを行いました。
色々な新機能については他のサイトの方々がこぞってブログでアップデートを行っていますので少し通なところでディスクユーティリティーなんぞを取り上げてみようかと。
仕事柄普通に使っている方々よりもディスクユーティリティーにお世話になる事が多いです。実際どことなく不具合を感じるとか具体的に障害が起きているときには、
1)ディスクの検証・修復を行う
2)ディスクのアクセス権を検証・修復する
は純正の機能であるだけに重宝します。
それに加えてよく使用するのが「ディスクの復元」です。
これは検証用のドライブを作成したり、既存の環境を複製して別のマシンに移行したりとやはり純正のユーティリティー故の安心感から大変重宝していたのですが・・・
なんか彼女(?)は変わってしまいました。
これが新しいインターフェース
大変素朴な味わいの化粧っ気のないインターフェースが良くも悪くもフラットデザイン。いやいいんですよ、新しくなるのは。
でもね「ディスクの復元」機能が見当たらなくなってしまったんです。
「えー!」です。
かなり焦りました。
で探しました。
ありました。(ホッ)
「編集」メニューに隠れていました。安心したのも束の間、大分仕様が変わってしまったのでやり方を書いておきます。
1)起動ディスク以外のディスクを選択した状態で「編集」→「復元」を選択します。
いきなり最大の注意点です。ここで選択するディスクは「復元先」のディスクです!
2)次の画面が表示されて「〜に復元しますか」と表示されます。そしてここで初めて「復元元」を選択する画面が出てきます。
復元先を決めてから復元元を指定する、以前のインターフェースとは逆の手順を踏まされます。
以前の画面はこれ。
上段が「ソース(復元元)」、下段が「復元先」です。作業イメージとして「元」を決めてから「先」を選ぶのがごく自然だと思いますが私だけでしょうか?
旧インターフェースだとメディアをドラッグドロップで選択できたのでより直感的に指定が行えたのが良かったのですが完全に真逆になってしまいました。
まぁ慣れなんでしょうけど、間違ったときは完全消去されてしまうので恐怖です。
こういうことをごくごく自然にやってくれるのがアップルさんだという事は分かっちゃいるんですがね・・・
それから以前は実行できた「アクセス権の検証」「同修復」のメニューが見当たりません。未確認情報でメニューの「First Aid」を実行すると同時に行ってくれるという噂も耳にしたのですが確認は出来ていません。
なかなか困ったチャンですが、全体的にはYosemiteの頃よりも動作がきびきびしている気がします。
もう少し調べて分かったら追記します。
もちろんこれからEl Capitanへアップグレードという皆様は、しっかり自分の使用環境を確認してドライバーなどが対応していることを確認の上で行って下さい。
事前のバックアップも忘れずに。