海のない県で津波防災から考えること #beORANGE
海なし県で津波防災から考えること
ご存じないかもしれませんが埼玉県は海と接していない海なし県です。(いや、みんな知ってる)
なので東日本大震災の津波映像を見ても、それは大変衝撃を受けるけれども日常とはリンクしない部分があります。
実感が涌かないという奴です。
そんな折、Facebook出繋がっている方がアップしていた内容を見て「これは!」と思ったものがこれです。
WEBに記されている一文を引用します
「海と共に生きる」「海と共に暮らす」
そのために、わたしたちは海と上手に付き合えるようになろう。
そんな想いで始動したのが、津波防災の普及啓発プロジェクト#beORANGEです。
3.11の震災で、わたしたちは自然の驚異、海の恐ろしさを知りました。
一瞬にして多くの命を奪っていった大津波。
けれど、東北の方々は口を揃えて言うのです。
「海が悪い訳じゃない」「わたしたちにとって海は宝だ」と。
本プロジェクトでは、海に映える「オレンジ」という色を使ったフラッグを津波避難ビル・タワーに掲げることで、緊急時に避難する先をわかりやすく示します。さらにはプロジェクトに共感する賛同者もオレンジで可視化し、オレンジフラッグを活用した避難訓練も実施。日本全体を巻き込んで「海と共に生きる」未来をつくろうとしています。
美しい海に囲まれた日本という国で、わたしたちはどんな未来を目指すんだろう?
海なし県の人間でも、海に囲まれた日本に生きている以上海と関わらないと云うことはありません。
津波被害について云えば、津波の影響で川が逆流する「河川遡上」という現象もあります。震災の際には北上川で内陸50キロまで高さ2Mの遡上があったとの報告もあるようです。
実感があるかないかではなくて、実際に内陸でも津波被害はありうると思わないと行けないんですよね。
最近でも連続した台風の被害で東北から北海道でも河川で洪水の被害がありました。
このときでも「#beORANGE」の考え方は当てはまるわけで、防災放送やTVの速報などと併用して、視覚的に分かりやすい避難のタイミング・避難先のマーキングを意識することは非常に重要かなと思うのです。
地元では昔荒川が良く氾濫したそうで、その名残だと思うのですが近くの神社の境内に川船がおかれています。水が出た際にこれで取り残された人を救助したりしたのでしょうか?
この神社は付近では高台にあって、水が出たときの避難場所にもなっていたのだろうと思われます。
赤や朱に塗られた神社の鳥居もORANGE色と云えば言えるだろう(強引?)。
この趣旨に賛同する意味でオレンジ色のパラコードミサンガを購入。
オレンジ色のパラシュートコードで編まれたミサンガは結構お洒落。ホイッスルも組み込まれていて緊急時には役立ちます。
普通にアウトドアでキャンプや登山を楽しむ人も手元にあると何気に助かるときもあるでしょう。(2つ付けてると重いw)
しかしパラシュートコードは一度ほどいたら自力で元に戻せん・・・編み方覚えるか。
ちなみに購入したお店はここ→
リンク「津波の河川遡上とは」→https://www.hazardlab.jp/know/glossary/%E6%B4%A5%E6%B3%A2%E3%81%AE%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E9%81%A1%E4%B8%8A