机上向学 iPhoneに掛かってきた電話をYosemiteで受ける
新型のiPhoneが出ると行われる通過儀礼と化した感がある「ライフルで撃ってみた」シリーズ。50口径で打ち抜いて無事である方が恐ろしい気がするが、案の定木っ端みじん・・・。他にもミキサーに掛けて回したり、液体窒素のよる極低温テストとか、いったい何を想定して行われているかよく分からないテストが続く。
「iPhone6+」の「50口径のライフル弾に対する脆弱性」は修正されていないことが判明 - DNA
皆さん、iPhoneは高価な機材です。大事にしましょう。
さて本題です。
OSX Yosemite & iOS8の目玉の一つ「Hand Off」。
Apple - OS X Yosemite - Mac + iOS
iPhoneに掛かってきた電話をMacで受ける、iPhone上のKeynoteやPagesのデータの作業をMacへ引き継ぐなど、作業の連続性を重視した機能だ。
基本的にはアップルの純正アプリや機能で実現するようだけど、仕様が公開されれば対応させるアプリは増えていきそうな気がする。
今回は実際にiPhoneに掛かってきた電話をMacで受ける、をやってみようと思う。
OSX Yosemiteリリースを前に発売されている雑誌の特集などに目を通すとBluetooth接続が必須のような書き方がしてあるが、
・同一のiCloud IDでログインしている
・同一のWifi環境下に接続している
の2つが満たされていればOKのようだ。
違うアクセスポイントを使用しているが、同一のネットワークに属している場合がどうなのかについては今度環境を作って試してみたいと思う。
条件が整ったら、DOCOMOのガラケーからiPhoneへ掛けてみる。
するとYosemite上に以下のように表示される。
このまま「応答」をクリックすれば、そのまま通話が出来る。内蔵のマイクとスピーカーでも一応利用できたが、ヘッドセットがあれば文句はないと思う。
「拒否」をクリックすると、掛けている電話に対してキャリアから「〜お出になりません」的なメッセージが送られてきた。
「拒否」の脇のプルダウンをクリックすると
と出るので、仮に「メッセージで返信」を選択するとMessageアプリから返信が出来るようだ。
ただし今回はガラケーから掛けていたせいか旨く送ることが出来ずエラーになってしまいました。
「拒否」あるいは出られずにおくと以下のメッセージが表示されて一端切れます。
このウィンドウをクリックするとFacetimeアプリが起動してかけ直そうとするようですが、まだやはりβ版なのか旨くいきません。Wifiの環境のせいなのか、それともBluetooth接続したiPhoneを経由しないといけないのか難しいところです。
結果はまだまだな感じですが、仕事の動作を変えてくれそうな予感は確かにします。