Sugersyncを使い始めた理由。Sugersyncを止めた理由。そしてmacOS Sierraのこと。
基本的にはデータの9割5分くらいはDropboxに預けているGAKIRAです。
もうこれなしには仕事が出来ないくらい、突然サービスが止まったらそれこそ真っ白に燃え尽きちゃうくらいの頼りっぷりです。
そんなDropboxへのほぼ唯一の不満は自由に同期フォルダを選べないこと。常にDropboxフォルダーだけを同期対象にするその仕組みは大変シンプルですが、「もうちょい」を感じさせるわけです。
で、自分の仕事の上でデスクトップにデータを置きっぱなしにして、当然他のマシンに同期されない(当たり前)状況を回避するために2013年からSugersyncを利用し始めました。
クラウドストレージサービスの黎明期から「SimpleなDropbox」と「ManiaなSugersync」という双璧として君臨していたこのサービスはDropboxにはない指定した任意のフォルダーを同期対象に選べるというのが最大の売りでした。
2013年当時はSugersyncも無料のプランが存在していて、容量が確か5GB。デスクトップに保存したささやかなドキュメントをすべてのマシンで同期するには十分でした。
※シンボリックリンクを使用して同様の機能をDropboxで再現している方々も居るようですが、カスタマイズしすぎると復旧などが面倒なので出来るだけそのサービスを標準で使うのがポリシーです。
一度使うともう手放せなくなるくらい便利でSugersync様様状態に突入。
その後Sugersyncが「Sugersync、無料アカウントを止めるってよ」という話になってからも最低限の有料プラン(60GB、年額5,000円)で利用し続けていたのですが、このつい数日前に同期ソフトを停止しました。
様様扱いだったSugersyncをあっさり切る気になった理由は3つ。
1つは「ポケット1つの原則」に戻ろうと考えたこと。
もう1つは、デスクトップを同期しているとどうしても作成途中のドキュメントを置きっぱなしにしてしまい、MacBookで打ち合わせ中に画面を見せながら話そうとすると散らかったファイルが相手の視界に飛び込んでしまうのが恥ずかしかったこと。
最後が、実はこれが理由としては大きかったのだが、ここ1年くらい肝心の同期がどういうわけか行われず、都度都度Sugersyncアプリを起動し直さないとデスクトップが更新されないことがわりと頻繁に起きていて、便利ではあるが地味にストレスを感じ始めていたこと。
ストレスを感じるようなサービスはどんなに便利でもダメですよね・・・
データの管理は1TBも利用する権利が有りながら、わずか3%ほどしか使用していないDropboxに集約。→「ポケット1つの原則」
デスクトップに散らかっていたデータはDropbox内に「INBOX」フォルダを作成して使用しているPCのデスクトップにそれぞれエイリアスフォルダをおくことで管理。→「散らかって恥ずかしいを解決」
安定動作のDropbox。→NOストレス!!
ということでこのブログを書いている今日までおよそ1週間。無問題(笑)
そんな環境改善を図っている最中に次期macOS「macOS Sierra」で「デスクトップをiCloudで同期する機能」があるという噂。デスクトップだけでなく「書類」フォルダまで同期対象になるということなので思い切ってBetaProgramへ登録してPublicBeta版をインストールしてみました。すると・・
ありました。最初の初期設定時に機能として使用するかどうか聞かれます。今回はテストなのでもちろんYES!
Sierra PublicBetaのマシンを2台も作ってられないので、同じアップルIDでログインしているEL CapitanとYosemiteを確認してみると文字通り同期はされていませんでしたが、iCloud Drive フォルダ内に「デスクトップ」と「書類」フォルダが追加されていて、Sierra PublicBeta上のデスクトップに保存したスクリーンショット数枚が見事に同期されています。
「デスクトップ」も「書類」も既存のEL CapitanとYosemiteのフォルダとはリンクしていません。Sierraが正式にリリースされた暁には、ソフトウェアアップデートで旧OS側とも同期するようになるんでしょうか??
期待と不安を混然とさせつつ登場を待つことにしましょう・・・
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