机上向学 -GAKIRA.NET-

ガジェット好きな筆者のPC・クラウド・アウトドア・防災に関する事を書いてみる、そんなブログです。

私的「Macを買ったら設定しておきたいFinderの事+α」

 

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Apple Events - Keynote September 2018 - Apple

さぁ、iPhoneやAppleWatchの新型を期待して待っている皆さん、もうすぐです。

macOS Mojaveの正式発表も待たれ、それを搭載したMacBookMacminiの登場も期待されます。

速報:Apple秋イベントは9月12日開催! 新型iPhoneくるか! | ギズモード・ジャパン

 

興奮はさておき、本題です。

よくあるお題で「Macを買ったら入れおくべきアプリ〜」とか「Macを買ったら真っ先にやるたった1つのこと〜」ってあると思います。

今回は自分がMacを買ったり新しくOSを入れ直したりしたときに真っ先に行うFinderの設定を少しだけお話しします。本当に少しだけです。

古いOSだと当たり前で、何故か最近のOSでは標準ではない設定が結構あります。

★デスクトップにアイコンを表示する

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以前のMacOSでは起動直後に画面右上にハードディスクのアイコンが表示されていましたがいつの間にか表示されないようになってしまっています。これを設定します。
1,「Finder」→「環境設定」→「一般」タブを表示
2,「デスクトップに表示する項目」のすべてにチェックを入れます。
これでデスクトップ上に内蔵ハードディスク、接続しているサーバー、外付けのハードディスク、CD・DVDなどが表示されるようになります。

★新規に開くFindrの場所を変更する
macOSOSXではFinderを開くと親切にユーザー自身が頻繁に使用しているファイルやを一括表示します。
これは「マイファイル」という場所が初期設定で選択されているためです。
「マイファイル」は一種のスマートフォルダだと思えば良いと思います。

システムやアプリが作成したファイル以外のユーザー固有のファイルを検索条件として表示しているようです。しかしこの設定ですと自分のiMacではいきなり1万6千のファイルがFinderに表示されます。
スマートじゃないですね。

これを変更します。
1,「Finder」→「環境設定」→「一般」タブを表示
2,「新規Finderウィンドウで次を表示」を変更します。

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何処を選ぶかはユーザー次第です。私はホームフォルダを選択しています。製作データをデスクトップに並べている方ならば「デスクトップ」を選択すればいいでしょう。

ちなみにデスクトップに表示されているハードディスクアイコンをダブルクリックして開いてもこのルールは適用されません。適用されるのは以下の2つです。
・Finder「ファイル」→「新規Findrウィンドウ」で開く
・Dockの「Finder」アイコンをクリック

 

★サイドバーの表示を整理する
Finderを開いたとき、サイドバーには結構余計なものが表示されています。これを整理します。
1,「Finder」→「環境設定」→「サイドバー」タブを表示
2,「サイドバーに表示する項目」で表示・非表示を変更します。
複数のMacを持っていれば、設置してある場所や用途によってそれぞれ違っていても問題ないです。
基本的な考え方は、
・普段使わないものはチェックを外す
・アプリからアクセスするしかしない場所はチェックを外す
だと思います。
私の設定だと、
・「よく使う項目」→「アプリケーション」「デスクトップ」「ホームフォルダ
・「共有」→「接続中のサーバー」「Bonjourコンピュータ」
・「デバイス」→全部
・「タグ」→なし
それ以外に良くアクセスするフォルダは、Finder上でドラッグドロップで登録しておくと便利です。

★Finderのスクロールバーを常時表示にする
Finderの右横にマウスオーバーしたときだけ表示されるスクロールバーを常に表示させるようにします。
1,「システム環境設定」→「一般」を開く
2,「スクロールバーの表示」を「常に表示」にチェックを入れる

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ホームフォルダ内の「ライブラリ」を見える化する
OSX 10.7の頃からホームフォルダ内の「ライブラリ」フォルダが標準では不可視扱いになりました。不用意に中のファイルやフォルダを削除するといろいろと面倒くさい事が起きるための措置ですが、ある程度Macを使えるユーザーには煩わしく、またメンテナンス時には見えないと不要ファイルの削除などに支障をきたすため、見えているに越したことはありません。
1,Finder上でホームフォルダを予め開いておく
2,その状態でFinderメニュー→「表示」→「表示オプションを表示」を選択
3,一番下の項目「ライブラリフォルダを表示」にチェックを入れる
以上です。

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※OSX10.7ではこのメニューが存在しません。ターミナルで「chflags nohidden ~/Library」と入力してライブラリを可視化する方法があります。

 

★ +α「PCリサイクルシール」を貼る、または記録を残す
最後にプラスαです。
Macの付属品はケーブルを除けば「白いボール紙で出来た小さい箱のようなもの」だけです。昔は山ほどドキュメントが入っていたのですが、今はその小さな箱にほんのわずかな注意書きと液晶を拭くクリーニングクロスと、そして実は結構重要な「PCリサイクルシール」が入っています。

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赤くマスクした部分に8桁の数字が記載されています。購入後数年してMacを処分する際にリサイクルセンターへ電話してこの数字を伝えれば、無償で引き取りと処分をして貰えます。
ではこのシールがないとどうなるか?実際には購入年月がPCリサイクル法施行よりも後であれば概ねセンターの裁量で「あるものと推測される」としてOKになることが大半だと思います。
とはいえ、余計なトラブルに巻き込まれたくなければ、
1,Mac本体にしっかり貼っておく
2,ファイルに綴じるなどして保管しておく
3,数字が分かるようにスマホで撮影、またはスキャニングしたものを取っておく
のいずれかが出来ていれば、まず問題ないと思います。
ただし経験上MacBookなどで本体の裏面に貼っておいたりすると剥がれないまでも、表面がこすれて消えてしまったりすることが多々あります。
iMacやMacProなどは目立たない所に貼っておけば特に問題はありません。

ですので、実際には1と2,または1と3の方法を併用して記録しておくのが良いと思います。
参考→

MacとiPadのリサイクル - リサイクルプログラム - Apple(日本)

以上

 

 

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macOS 10.13 - High Sierra システム環境設定「ディスプレイ」

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「システム環境設定」→「ディスプレイ」

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macのディスプレイの設定をします。
MacminiやMacProでは外部ディスプレイを、iMacMacBookシリーズでは内蔵ディスプレイを外部に接続したディスプレイの双方をコントロールします。
初期設定は「解像度」部分はそのディスプレイの「デフォルト」が適用された状態です。

ディスプレイ
解像度の「変更」にチェックを入れると、任意変更が可能になります。

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「文字を拡大」や「スペースを拡大」など抽象的な表記がされていますが、アイコン上にマウスオーバーすると赤い四角部分に解像度が表示されます。

輝度
「輝度」を変更します。このバーを動かした分だけ輝度は変化します。
「輝度を自動調節」にチェックが入っていても、バーの機能は変わりません。ただし環境光の変化で輝度が勝手に変わります。
試しに輝度バーを目一杯右側へ移動しておいてから、Macbookのカメラあたりを手で塞いでみて下さい。そこに環境光センサーがあります。塞ぐとバーが左方向にゆっくり動くのを観察できます。

AirPlayディスプレイ
Mac上のコンテンツを別のディスプレイに投影する機能です。通常は「オフ」になっています。
ネットワークの範囲内にAppleTVが繋がったディスプレイがあるとプルダウンメニューに選択肢として表示されるようになります。
「使用可能な場合はメニューバーミラーリングオプションを表示」にチェックを入れておくと、利用可能なAppleTVを認識すると表示されるようになるので便利です。

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カラー

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ディスプレイのカラープロファイルを設定します。今回はMacBookをサンプルにしているために「カラーLCD」上位にが1つだけ表示され、下位には標準でインストールされているディスプレイ用のプロファイルと、過去に接続したことがあるディスプレイがずらりと並びます。

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仕事柄複数台のThunderboltディスプレイをテストしたことがあったりしたせいでずらりと並んでいます。これはかなり極端な例ですが、不要なものは右側の「プロファイルを削除」で削除するか「このディスプレイのプロファイルのみを表示」にチェックを入れて整理してしまうこともできます。

プロファイルを開く
特定のプロファイルを指定して右側の「プロファイルを開く」をクリックするとプロファイルのプロパテイを確認することが出来ます。(ColorSyncユーティリティが起動して表示)

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補正
特定のプロファイルをベースに文字通り補正を行います。

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ウィザードが起動するのでそれに従って進めます。

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ホワイトポイントを決め

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他のユーザーでログインしたときにも利用できるようにするかどうか決めます。チェックを入れるとプロファイルの格納場所が変更されます。

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プロファイルの名称を付けます。この時日本語が使用されていると次のステップでシステムに保存するプロファイルの名称として英数字のファイル名を付けるように促されます。慌てずに付け直して下さい。

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プロファイルの変更内容が表示され、ファイルが保存されて完了になります。
より細かなプロファイルの設定が必要な場合は、X-rite社の「i1」「ColorMunki」製品が必要となります。

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Night Shift

これは表示されているディスプレイが「Night Shift」に対応しているディスプレイである場合にシステム上表示されます。お使いのディスプレイあるいはディスプレイを搭載している機種がNight Shiftに対応しているか以下の条件を確認して下さい。

macOS Sierraを搭載しているMacで、且つ

MacBook (2015 年前期以降に発売されたモデル)
MacBook Air (2012 年中期以降に発売されたモデル)
MacBook Pro (2012 年中期以降に発売されたモデル)
Mac mini (2012 年後期以降に発売されたモデル)
iMac (2012 年後期以降に発売されたモデル)
Mac Pro (2013 年後期以降に発売されたモデル)
Apple LED Cinema Display
Apple Thunderbolt Display
LG UltraFine 5K Display
LG UltraFine 4K Display

上記の機種になります。

機能としては、「暗くなるとディスプレイを(色温度の)暖かい色に変えていくよ」というものです。

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スケジュールは通常オフですが、カスタム(時間指定)「日の出から日の入りまで」を選択できます。
カスタムの場合、

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「日の出から日の入りまで」の場合、

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※「日の出から日の入りまで」を利用する場合は、「セキュリティとプライバシー」で「位置情報サービス」を「オン」にする必要があります。

また「Night Shift」モードはFinderの「通知センター」からもオン・オフ切り替えが可能です。

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配置 (2台以上のディスプレイを繋いだときに利用可能になるオプション)

2台目のディスプレイを接続すると「ディスプレイ」環境設定の画面がそれぞれの画面に表示されます。下の画面はMacBookにLGのテレビ(以下LGTV)を接続した際に、LGTV側に表示された画面です。

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LGTVはNight Shiftに対応していないため、タブが消えています。その代わり中央に「配置」というタブが表示されています。

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青い2つの四角がそれぞれのディスプレイを表しています。ディスプレイの解像度の比較で大きさが変わりす。今回はLGTVそのものの解像度が決して高くないためMacBookの画面サイズとほとんど差がありません。

青い四角の位置関係は実際のディスプレイの配置を表してはいません。四角をそれぞれドラッグすることで実際の位置関係に配置し直す必要があります。

また四角の上部に白いバーがついているのが形式上メイン画面として扱われます。
標準ではmacOSを搭載している側(または最初から付いていたディスプレイ)に白いバーが付いています。
この白いバー部分だけを掴んで隣の画面に移動させることが出来ます。移動させた側をメイン画面として扱われるようになります。
「ディスプレイをミラーリング」にチェックを入れると同じ画面が双方に表示されるようになります。

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プロジェクターに繋いでプレゼンテーションなどをするときには重宝するでしょう。

MacBookを外部ディスプレイに接続した状態で本体のディスプレイを閉じると、外部ディスプレイにのみ表示される状態になります。これをクラムシェルモードと云います。

この際の一番の注意点は必ずACアダプターをMacBookに取り付けて給電状態にしてご利用下さい。
その他の細かい注意点については以下のアップルのサポートを参考にして下さい。     

 

 

以上 

 

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macOS High Sierra パーフェクトマニュアル

macOS High Sierra パーフェクトマニュアル

 

  

X-rite エックスライト ディスプレイキャリブレーションツール i1Display Pro アイワン・ディスプレイプロ KHG1035

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macOS 10.13 - High Sierra システム環境設定「通知」

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「システム環境設定」→「通知」

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macOSの通知機能を設定します。
通知は便利ですが、頻繁に表示されるのはうっとおしい、きちんと制御して使いましょう。
通知機能を持つアプリがインストールされると勝手にリストに登録されて設定可能な状態になるようです。

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「おやすみモード」

いきなり通知を抑制する機能です。でもこれがトップにある方が合理的だとは思う。

基本的な機能は3つ

・指定時間内の通知の停止
・ディスプレイがスリープしている間の通知停止
・外部のディスプレイ/プロジェクタに接続中の通知停止

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お休みモードはシステム環境設定の「通知」でオンにする方法と、Finderの通知パネルを表示→上にスワイプでオン/オフの切替を表示する方法と2つです。

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スリープ中=自分が席にいない時にメールの通知が表示されるのはセキュリティやプライバシー上よろしくないでしょう。またプレゼン中にいきなりメッセンジャーの通知が飛び出してきたりするのも少々恥ずかしい思いをするかもしれません。
適時切り替えて、使用しましょう。
お休みモードを使用中でも例外として「着信」を受けとる設定があります。この場合の着信とはiCloud上でMacでも着信を受けとれる設定を行っている場合にそれを通知するかどうか、ということと解釈できます。
また着信をオフにしていても、同一番号から短時間に複数回着信が行われた場合、緊急と判断して通知する設定も可能です。
結構賢い設定です。

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個々の通知設定は大まかに分けて「メール」と「メッセージ」それから「それ以外」の2つになります。

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通知スタイルは4つです。
・画面右上に「バナー」または「通知パネル」で表示
「バナー」と意図的に閉じるまで表示し続ける「通知パネル」を選択できます。
これが「バナー」です。一定時間で消えます。

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これが「通知パネル」です。「閉じる」か「Finderで表示」するまで表示され続けます。

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・通知センター内に表示
Finder右上の「通知」アイコンをクリックすると表示されます。

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・アプリケーションアイコンにバッジ(数字)を表示

DOCKのアプリケーションアイコン上に数字で通知数を表示します。アプリケーション側が対応しているかで設定しても表示されないことがあるようです。
・通知音を鳴らす
通知表示のタイミングで通知音を鳴らします。アプリケーション側が対応しているかで通知があってもならない場合があります。

個々の設定のオン/オフ切替で通知の動作を調整しましょう。また「メール」と「メッセージ」のみもう一つ「プレビューを表示」の設定が可能です。
これもセキュリティやプライバシーに関わる部分ですので適時設定してください。
「ロックされていないときのみ」が無難でしょう。

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「通知センターの並べ替え順序」

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通知センターで表示される順序です。この設定は完全に任意ですので好きなように設定してください。

 

以上 

 

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macOS High Sierra パーフェクトマニュアル

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これから学ぶmacOSターミナル

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ハードディスクを2台搭載のHDDケースで容量アップとバックアップと省スペースを実現してみる

 自宅のメインマシンはアップルiMac21.5inchモデル。1TBのFusionドライブ搭載で個人用のマシンならば普通は十分な容量だと思う。

しかし仕事と遊びとフル活躍のマシンではデータの増殖スピードがけっこうなもの。

アプリケーションやOSのイメージディスクや資料のドキュメントのPDF、自炊した雑誌やコミックのデータ、古い写真をデジタル化したものや子供の成長の動画や録画データなど、日々着実に増えていて1TBももはや余裕がなくなってくる。

やばい、どうしよう、と思ったのでこれを導入。

www.kuroutoshikou.com

USB接続でRAID対応のHDDケースです。ポイントは1本のUSBケーブル搭載した2台のHDを「別々」のディスクとして認識するように設定できることです。

なぜか?

macOSOSX)には「TimeMachine」という神バックアップ機能があります。

当然自分のiMacもTimemachineで保護しているし、それ用の外付けハードディスクを取り付けています。

そうです、データ用を取り付けるとUSBポートを2つ消費してしまうんです。もちろん電源も2つ必要です。そこはできれば節約したい。

そこでこのハードディスクケースの登場です。

このケースでは4つのディスクモードを選択できます。

1,Single→2台のHDDを個別に認識。容量も個別に使用出来る

2,RAID-0→2台に分散書き込み。容量は少ない方に依拠

3,RAID-1→2台に同時書き込み。容量は少ない方に依拠

4,JBOD(スパンニング)→2台を1台として認識。容量は2台の合計値

余談ですがモードの2と4は、2台のHDのどちらか片方が飛んだら終わりです。気をつけましょう。

 

今回は1番目の「Single」を利用します。容量2TBと4TBの2つのバルクHDDを準備します。

ケースの分解は背面の4つのビスを外すだけ。とても簡単。

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しかしこの作りは玄人志向だからか、なんか電源スイッチ部傾いてるは、全体的にチープな感じがする。大丈夫かいな。

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HDDを取り付けます。ディスクモードを切り替えるディップスイッチは内部にあります。必要に応じて設定。今回はSingleなので購入時のデフォルト設定のまま。

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ケースカバーを元に戻して取り付け完了。

正面の3つのランプ。上からPowerランプ、HD1、HD2のステイタスランプです。それなりに個別に認識できて便利。

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あとはMacのディスクユーティリティで個別のフォーマットして完了です。

今回はデータ用領域のアップとして2TB、TimeMachineバックアップ用として4TBを使用します。

TimeMachineは内蔵HDだけでなく、増設したハードディスクもすべてバックアップ対象にしてくれるので世話がありません。もちろんすべて履歴管理をしてくれるので増設したハードディスク内のデータを誤って消去しても復旧出来る事になります。

このディスクケースを購入したときに一抹の不安は、このTimeMachine用のディスクとしてきちんと動作してくれるかどうかでしたが杞憂でした。

そもそもMacは対応OSに入っていません、でも認識しました、大丈夫です。

 

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目下、問題なく私の仕事と我が家のデータをしっかり守ってくれています。

いたずらにハードディスクを増やしていくなら、場所ということだけでなくポートの数や電源の口数を省略するという意味も含めて省スペースを実現していくのも良いのではないかと思います。

 

  

 

 

macOS 10.13 - High Sierra システム環境設定「Spotlight」

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「システム環境設定」→「Spotlight」

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macOSOSX)で検索を行う際の基本的な設定になります。
カテゴリを選択しておくことで検索結果に反映します。検索に表示して欲しくない、例えば仕事で使っていてiTunes内の音楽データの楽曲名などにうっかりヒットしないように「ミュージック」の項目を切っておく等の設定が考えられます。

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「調べるでSpotlightの検索候補を許可」

ちょっと分かりづらい設定なのですが、

1)WEBに表示される単語を指定して「Control+クリック」または「右クリック」でコンテクストメニューを表示させると「〜を調べる」(または「〜を検索する」)という項目が表示されます。ここで「調べる」(または「検索する」)にSpotlightで検索された候補を表示するか否か、ということらしいのです。
チェックを外して「Safari」上で「日銀」を「調べる」と

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チェックを入れて同じく「調べる」と、

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ウィンドウ下部に「辞書」や「Siriの知識」、「マップ」などが追加されます。「Siriの知識ではWikipedia経由の日銀の情報が追加され、「マップ」では日銀の地図がまんま表示されます。
例えば自分のPC内のドキュメント上で「日銀」というワードを使ったものが検索されてくるかというと、今のところそういう結果は出ていません。
アップルの「Spotlightの検索候補」に対する説明を読むと、

「Siri はユーザがどのようにデバイスを使用しているかを分析し、提案する候補をパーソナライズして検索精度を向上させます」 

とあるので、「Siri」が大きく影響をしていると考えられます。また、

提案する候補および検索結果の関連性を高めるために、ユーザに関連付けられていない一部の情報が Apple に送信されます

ともあるので検索したパーソナル情報がアップル側へ流れることを気にするならば、チェックを外しておいた方が良いとも言えます。

画面の下に「検索とプライバシーについて」があるので、一読してください。

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プライバシータブに切り替えると「Spotlight」の検索から除外する「フォルダ」・「ディスク」を指定できます。

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検索の性質上、検索できない場所を登録しすぎるとその有効性が低下しますのでご注意ください。

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・Spotlightの検索結果が表示されなくなったときの対処方法:1

Macを使用していて検索した際に検索結果が全く表示されない、あるいはどう考えても検索数が足りないと思われるときがままあります。
この場合、考えられる原因としてSpotlightのインデックス(索引)が壊れた可能性があります。以下はその対
処方法になります。
1)「システム環境設定」→「Spotlight」を開きます

2)「プライバシー」タブに切り替えます

3)デスクトップ上のハードディスクアイコンをそのままリスト上にドラッグドロップします

4)警告が表示されますがひとまず無視して登録し、一度閉じます

5)再び「Spotlight」を開いて、「プライバシー」からハードディスクを選択し、リストから削除すると
  インデックスの再構築が行われます

・Spotlightの検索結果が表示されなくなったときの対処方法:2

上記方法で解決されない場合は「ターミナル」を使用して強制的にインデックスを再構築させます。

1)「アプリケーション」フォルダ→「ユーティリティ」フォルダ→「ターミナル」を起動します

2)ターミナルに以下のように入力してエンターキーを押します 

sudo mdutil -E /   ※「/」の前に半角スペースが入ります

パスワードを要求されるので管理者のパスワードを入力します

3)以下のようにSpotligh上で再構築を示すメッセージが出れば成功です

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以上 

 

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これから学ぶmacOSターミナル

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macOS 10.13 - High Sierra システム環境設定「セキュリティーとプライバシー」

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「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」

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macOSOSX)非常に重要な機能の設定を行うパネルになります。そのため、この環境設定には通常ロックがかかっています。変更するには左下の鍵アイコンをクリックしてロックを解除しましょう。

「一般」タブ
主にパスワードとパスワードを必要とする動作・操作に関する設定を行います。

通常パスワードの変更は「ユーザーとグループ」のパネルで行いますが、ここでも変更が出来ます。

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・スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求

スリープあるいはスクリーンセーバ始動後xx分後にパスワードを要求するのかを設定します。守秘性の高いデータを扱っているですとか、そのMacの使用理由により決められるべき事かと思います。

 

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「すぐに」〜「8時間後」まで設定できます。

 

・画面がロックされているときにメッセージを表示

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ここで設定するメッセージは以下のように表示されます。非常にささやかな表示のされ方で最初気がつかなかったほどです。
もう少しウェイトの大きなフォントで表示されれば気の利いたメッセージを書き残そうかと思えるのではないでしょうか

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・自動ログインを使用不可にする

文字通り自動ログインを使用不能にする設定です。この設定も「ユーザーとグループ」で設定できます。

 

Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする

スリープ解除にパスワード(あるいはTouchIDを使用して指紋認証による解除)を使用せず、Apple Watchを使用して解除できるようにする設定です。
起動・再起動の直後のログインでは必ず直接パスワード入力が必要になります。
この機能を利用できる条件については以下のリンクを参照して下さい。

Mac、iPhone、iPad、iPod touch、Apple Watch で連係機能を使用するためのシステム条件 - Apple サポート

また実際の設定に関しては同じく以下のリンクを参照して下さい。

Apple Watch で Mac のロックを自動解除する方法 - Apple サポート

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・ダウンロードしたアプリケーションの実行許可:

macOSにWebなどで購入したサードパーティ製のアプリケーションをインストールしようとした際に、そのアプリケーションの起動を許可するか否かを設定します。

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通常はこのような表示なっていて、「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」となっています。「確認済み」というのは概ね大手企業の製品、アドビやマイクロソフトモリサワ製品などはこの状態でも何を気にするでもなくインストールが可能だと思います。
ではそれ以外の、例えばインテリジェントスイッチの管理ユーティリティなどというニッチなアプリをインストールしようとするとどうなるか。
※テストのため設定を一度「App Store(のみ)」に変更しておきます。

試しにNETGEARから「Switch Discovery Tool」をインストールします。ドラッグドロップでアプリケーションフォルダへ入れるだけですのでインストールは出来ますが、起動しようとすると、

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となって、起動させられません。この状態で該当する部分を再度確認すると

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下部に「〜は開発元を確認できないため、開けませんでした」と表示されます。その右に「このまま開く」とあるのでここをクリックします。
再度該当するアプリケーションを起動させると、

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今度は「〜を開くと、このMacでこのMacのアプリケーション実行が常に許可されます」とメッセージが変化しますので、こんまま開くとようやく使用可能な状態になります。

昔の方がこんな面倒はなかった!」と叫ぶ方の気持ちも良く分かります。1つ前のmacOS Sierraからこの仕様になりました。以前は何も考えずに即実行!だったのですが、これもセキュリティの一環と考えれば受け入れるべき話しです。

それでも元の「すべてのアプリケーションを許可」の項目が欲しい方には次の方法で再度メニューを表示させることが出来ます。結果は自己責任でお願いします。

1)ターミナルを起動
2)「sudo spctl --master-disable」と入力
3)管理者パスワードを打ち込む
以上で利用可能になります。

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・FileVault

起動ディスク上にある情報を安全に暗号化し、機密情報を保護する機能です。

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赤字で「警告」と書かれているところになかなか恐ろしい話しがあります。

暗号化のメリットは表記の通り、セキュリティの向上(情報漏洩のリスク軽減)なのですが、使用上のデメリットを挙げておくと、
・読み込み・書き込み時に常に暗号化or解除をしているので動作が遅くなる
・暗号化されたディスクからはデータのサルベージが出来ない
・万が一ユーザーのログインパスワードを忘れてしまい、且つ別途設定した復旧パスワードをなくしてしまうとアップルでもデータリカバリーは出来ません。
ポイントはメーカー頼みも出来ないという所です。利用する際はよくよく考えてからにして下さい。

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ファイアウォール

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macOSOSX)には標準でファイアウォールが実装されていますが、システムが初期状態にあるときは、「挙動が怪しいソフト」が存在しないため、この機能は「オフ」の状態になっています。必要に応じて「オン」にします。

ファイアウォールオプション」をクリックすると設定をカスタマイズ出来ます。

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「外部からの接続を全てブロック」をチェックすると「ファイル共有」「画面共有」などすべての共有系のサービスをブロックします。

特定のサービスの共有のみを「許可」あるいは「ブロック」したい場合は、下記のリストにアプリケーションを登録した上で個別に設定を行います。

「内蔵ソフトウェアが外部からの接続を受け入れるのを自動的に許可」にチェックが入っている状態では「有効な署名」が行われているサービスやアプリケーションからの変更や登録は自動化されます。
例えば「iTunes.app」はアップルにより有効な署名を得たアプリケーションのため自動的に許可されます。

「ダウンロードされた署名付きソフトウェアが〜」については上記と同じと理解すれば良いと思います。
もともとインストールされているアプリケーションやサービスと後からダウンロードしてきたアプリケーションの違いと云うことだと解釈しています。

「ステルスモードを有効にする」は外部からMacの存在を確認しようとする行為、例えば「PING」等の行為に対して応答しないようにする機能です。

 

macOS Sierra: ファイアウォールを使って不要な接続をブロックする

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・プライバシー

インストールされたアプリケーションがユーザーの個別の情報にアクセスする権限を与えるか否かについて設定できます。「位置情報サービス」「連絡先」「カレンダー」「リマインダー」「写真」「アクセシビリティ」「解析」があります。

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新しいアプリケーションをインストールした後など、不要なアクセスがないかどうか確認するのも良いと思います。

 

以上 

 

gakira.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

身につける道具を選び抜く mont-bellのミニジップワレットは意外と収納力が高い財布である

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「身につける道具を選び抜く」なんて格好良いことをいってみたのですが、要するに
「夏場はジャケットやコートは着れないし、収容力はたかがしれてるから、持ち物を絞ってみましょう」

ということ。

で実際今どういう状況下というと、

Apple iPhone 8

・財布兼パスケース「mont-bell ミニジップワレット」

・キーチェーン(ツール付き)

Apple Watch 2 Nike-Model

の以上4つだけ(強いていえばハンカチか)

チノパンの左右前後ろのポケットで考えればこれが限界。

遡ると約10年前独立起業した頃は、

ガラケー、長財布、定期入兼名刺入れ、キーチェーン、Apple iPodTouch

やがて時が過ぎて昨年の夏頃は

ガラケー、iPhone 6S、長財布、定期入兼名刺入れ、キーチェーン

という装備。

携帯とiPhoneの2台持ちは面倒くさくなり、上着がなくなると長財布の扱いに困り、それでも当時はトートバッグだったので、マガジンポケットがオプションポケット化していて長財布もそこへポイ!と入れておけばそれで済んだ。

状況が変わったのは、トートバッグを右側ばかり掛けていたため慢性化した肩痛と姿勢が悪いせいの腰痛を緩和するために、持ち物改革!としてリュックタイプのカバンに変えたこと。

 

gakira.hatenablog.com

 

肩痛と腰痛が今ほとんどありません、いや姿勢って大事!

しかしそのせいで「ポイ!」と入れられるスペースが消失。

それでも上着があるウチは良かったのだけど、夏の暑さに上着を脱ぎ捨てたら、さぁ大変。財布を出すのも入れるのも、iPhone出すのも入れるのも、定期を出すのも入れるのも、なんかストレス。。。。

そこで持ち物改革第2弾!!

ガラケーiPhoneと遂に統合。家族が続々とこの春にiPhoneデビューしたのでパケットのことを考えると統一した方が得だったって事もあるけど、もともと持っていたApple Watchも真価を発揮し始めて大成功。

ガラケーさん、今までありがとう。

そして持ち物改革第3弾!!!

財布を変える。

社会人になって約26年、頑なに長財布派だったのだけど思い切って財布と定期入れを1つにする、そしてよりコンパクトにする、の2つの目標を持って選んだのがこれ。

モンベル(mont-bell) ミニジップワレット #1123770 カラー: ブラック(BK)

       

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大きさはジャスト手のひらサイズ。後ろのポケットに入れても大きく出っ張ったりする事はありません。両面に型紙が入ってるので型崩れもしません。
(そのせいでむしろ小銭がある程度以上入れるとジッパーの締まりが悪くなりますが)

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カード類は頑張れば6枚入ります。取り出しを考えると4枚に絞り込んでみました。

View SUICAカード
・オフィスの入館カード
・SAISONカード
・ヨドバシGOLDカード

これらの隙間に地元のスーパーのポイントカードを滑り込ませているのは内緒。

これらを入れて小銭やお札を入れるとこんな感じに。

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ジッパーを開くと大きく開口するので取り出しやすく、開きすぎない為中身がこぼれることもありません。SUICAは一番外側に入れておけば改札で間違いなく反応します。

更にこの中に免許証も入れておけば完璧とも言えるのですが、さすがに全部入りだと落としたときが怖いので自重。

 

ここから漏れてしまった、免許証、利用頻度の低い銀行・クレジットカードやポイントカード、もう少し高額のお札は別のワレットにまとめてバッグのポケットへ。

そもそも利用頻度が低いのでいちいち取り出すことはほとんどないのでこれでOK。

この「iPhoneへ一本化」、そして「財布を変える」、の2つを実行する過程でいろいろなカード類や電子マネーの整理一本化も行ってものすごくすっきりしたことをここにご報告します。

すっきりした話しはまた次回で。

 

 

 

 

[モンベル] mont-bell アウルパック20 1123888 BK (BK)

[モンベル] mont-bell アウルパック20 1123888 BK (BK)