机上向学 -GAKIRA.NET-

ガジェット好きな筆者のPC・クラウド・アウトドア・防災に関する事を書いてみる、そんなブログです。

私的「Macを買ったら設定しておきたいFinderの事+α」

 

f:id:gakira:20180903150550p:plain

Apple Events - Keynote September 2018 - Apple

さぁ、iPhoneやAppleWatchの新型を期待して待っている皆さん、もうすぐです。

macOS Mojaveの正式発表も待たれ、それを搭載したMacBookMacminiの登場も期待されます。

速報:Apple秋イベントは9月12日開催! 新型iPhoneくるか! | ギズモード・ジャパン

 

興奮はさておき、本題です。

よくあるお題で「Macを買ったら入れおくべきアプリ〜」とか「Macを買ったら真っ先にやるたった1つのこと〜」ってあると思います。

今回は自分がMacを買ったり新しくOSを入れ直したりしたときに真っ先に行うFinderの設定を少しだけお話しします。本当に少しだけです。

古いOSだと当たり前で、何故か最近のOSでは標準ではない設定が結構あります。

★デスクトップにアイコンを表示する

     f:id:gakira:20180903153426p:plain

以前のMacOSでは起動直後に画面右上にハードディスクのアイコンが表示されていましたがいつの間にか表示されないようになってしまっています。これを設定します。
1,「Finder」→「環境設定」→「一般」タブを表示
2,「デスクトップに表示する項目」のすべてにチェックを入れます。
これでデスクトップ上に内蔵ハードディスク、接続しているサーバー、外付けのハードディスク、CD・DVDなどが表示されるようになります。

★新規に開くFindrの場所を変更する
macOSOSXではFinderを開くと親切にユーザー自身が頻繁に使用しているファイルやを一括表示します。
これは「マイファイル」という場所が初期設定で選択されているためです。
「マイファイル」は一種のスマートフォルダだと思えば良いと思います。

システムやアプリが作成したファイル以外のユーザー固有のファイルを検索条件として表示しているようです。しかしこの設定ですと自分のiMacではいきなり1万6千のファイルがFinderに表示されます。
スマートじゃないですね。

これを変更します。
1,「Finder」→「環境設定」→「一般」タブを表示
2,「新規Finderウィンドウで次を表示」を変更します。

     f:id:gakira:20180903162323p:plain

何処を選ぶかはユーザー次第です。私はホームフォルダを選択しています。製作データをデスクトップに並べている方ならば「デスクトップ」を選択すればいいでしょう。

ちなみにデスクトップに表示されているハードディスクアイコンをダブルクリックして開いてもこのルールは適用されません。適用されるのは以下の2つです。
・Finder「ファイル」→「新規Findrウィンドウ」で開く
・Dockの「Finder」アイコンをクリック

 

★サイドバーの表示を整理する
Finderを開いたとき、サイドバーには結構余計なものが表示されています。これを整理します。
1,「Finder」→「環境設定」→「サイドバー」タブを表示
2,「サイドバーに表示する項目」で表示・非表示を変更します。
複数のMacを持っていれば、設置してある場所や用途によってそれぞれ違っていても問題ないです。
基本的な考え方は、
・普段使わないものはチェックを外す
・アプリからアクセスするしかしない場所はチェックを外す
だと思います。
私の設定だと、
・「よく使う項目」→「アプリケーション」「デスクトップ」「ホームフォルダ
・「共有」→「接続中のサーバー」「Bonjourコンピュータ」
・「デバイス」→全部
・「タグ」→なし
それ以外に良くアクセスするフォルダは、Finder上でドラッグドロップで登録しておくと便利です。

★Finderのスクロールバーを常時表示にする
Finderの右横にマウスオーバーしたときだけ表示されるスクロールバーを常に表示させるようにします。
1,「システム環境設定」→「一般」を開く
2,「スクロールバーの表示」を「常に表示」にチェックを入れる

f:id:gakira:20180910130926p:plain

 

ホームフォルダ内の「ライブラリ」を見える化する
OSX 10.7の頃からホームフォルダ内の「ライブラリ」フォルダが標準では不可視扱いになりました。不用意に中のファイルやフォルダを削除するといろいろと面倒くさい事が起きるための措置ですが、ある程度Macを使えるユーザーには煩わしく、またメンテナンス時には見えないと不要ファイルの削除などに支障をきたすため、見えているに越したことはありません。
1,Finder上でホームフォルダを予め開いておく
2,その状態でFinderメニュー→「表示」→「表示オプションを表示」を選択
3,一番下の項目「ライブラリフォルダを表示」にチェックを入れる
以上です。

      f:id:gakira:20180910131853p:plain

 
※OSX10.7ではこのメニューが存在しません。ターミナルで「chflags nohidden ~/Library」と入力してライブラリを可視化する方法があります。

 

★ +α「PCリサイクルシール」を貼る、または記録を残す
最後にプラスαです。
Macの付属品はケーブルを除けば「白いボール紙で出来た小さい箱のようなもの」だけです。昔は山ほどドキュメントが入っていたのですが、今はその小さな箱にほんのわずかな注意書きと液晶を拭くクリーニングクロスと、そして実は結構重要な「PCリサイクルシール」が入っています。

     f:id:gakira:20180910133052j:plain

赤くマスクした部分に8桁の数字が記載されています。購入後数年してMacを処分する際にリサイクルセンターへ電話してこの数字を伝えれば、無償で引き取りと処分をして貰えます。
ではこのシールがないとどうなるか?実際には購入年月がPCリサイクル法施行よりも後であれば概ねセンターの裁量で「あるものと推測される」としてOKになることが大半だと思います。
とはいえ、余計なトラブルに巻き込まれたくなければ、
1,Mac本体にしっかり貼っておく
2,ファイルに綴じるなどして保管しておく
3,数字が分かるようにスマホで撮影、またはスキャニングしたものを取っておく
のいずれかが出来ていれば、まず問題ないと思います。
ただし経験上MacBookなどで本体の裏面に貼っておいたりすると剥がれないまでも、表面がこすれて消えてしまったりすることが多々あります。
iMacやMacProなどは目立たない所に貼っておけば特に問題はありません。

ですので、実際には1と2,または1と3の方法を併用して記録しておくのが良いと思います。
参考→

MacとiPadのリサイクル - リサイクルプログラム - Apple(日本)

以上

 

 

gakira.hatenablog.com