机上向学 -GAKIRA.NET-

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ハードディスクを2台搭載のHDDケースで容量アップとバックアップと省スペースを実現してみる

 自宅のメインマシンはアップルiMac21.5inchモデル。1TBのFusionドライブ搭載で個人用のマシンならば普通は十分な容量だと思う。

しかし仕事と遊びとフル活躍のマシンではデータの増殖スピードがけっこうなもの。

アプリケーションやOSのイメージディスクや資料のドキュメントのPDF、自炊した雑誌やコミックのデータ、古い写真をデジタル化したものや子供の成長の動画や録画データなど、日々着実に増えていて1TBももはや余裕がなくなってくる。

やばい、どうしよう、と思ったのでこれを導入。

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USB接続でRAID対応のHDDケースです。ポイントは1本のUSBケーブル搭載した2台のHDを「別々」のディスクとして認識するように設定できることです。

なぜか?

macOSOSX)には「TimeMachine」という神バックアップ機能があります。

当然自分のiMacもTimemachineで保護しているし、それ用の外付けハードディスクを取り付けています。

そうです、データ用を取り付けるとUSBポートを2つ消費してしまうんです。もちろん電源も2つ必要です。そこはできれば節約したい。

そこでこのハードディスクケースの登場です。

このケースでは4つのディスクモードを選択できます。

1,Single→2台のHDDを個別に認識。容量も個別に使用出来る

2,RAID-0→2台に分散書き込み。容量は少ない方に依拠

3,RAID-1→2台に同時書き込み。容量は少ない方に依拠

4,JBOD(スパンニング)→2台を1台として認識。容量は2台の合計値

余談ですがモードの2と4は、2台のHDのどちらか片方が飛んだら終わりです。気をつけましょう。

 

今回は1番目の「Single」を利用します。容量2TBと4TBの2つのバルクHDDを準備します。

ケースの分解は背面の4つのビスを外すだけ。とても簡単。

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しかしこの作りは玄人志向だからか、なんか電源スイッチ部傾いてるは、全体的にチープな感じがする。大丈夫かいな。

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HDDを取り付けます。ディスクモードを切り替えるディップスイッチは内部にあります。必要に応じて設定。今回はSingleなので購入時のデフォルト設定のまま。

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ケースカバーを元に戻して取り付け完了。

正面の3つのランプ。上からPowerランプ、HD1、HD2のステイタスランプです。それなりに個別に認識できて便利。

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あとはMacのディスクユーティリティで個別のフォーマットして完了です。

今回はデータ用領域のアップとして2TB、TimeMachineバックアップ用として4TBを使用します。

TimeMachineは内蔵HDだけでなく、増設したハードディスクもすべてバックアップ対象にしてくれるので世話がありません。もちろんすべて履歴管理をしてくれるので増設したハードディスク内のデータを誤って消去しても復旧出来る事になります。

このディスクケースを購入したときに一抹の不安は、このTimeMachine用のディスクとしてきちんと動作してくれるかどうかでしたが杞憂でした。

そもそもMacは対応OSに入っていません、でも認識しました、大丈夫です。

 

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目下、問題なく私の仕事と我が家のデータをしっかり守ってくれています。

いたずらにハードディスクを増やしていくなら、場所ということだけでなくポートの数や電源の口数を省略するという意味も含めて省スペースを実現していくのも良いのではないかと思います。