macOS 10.13 - High Sierra システム環境設定「Spotlight」
「システム環境設定」→「Spotlight」
macOS(OSX)で検索を行う際の基本的な設定になります。
カテゴリを選択しておくことで検索結果に反映します。検索に表示して欲しくない、例えば仕事で使っていてiTunes内の音楽データの楽曲名などにうっかりヒットしないように「ミュージック」の項目を切っておく等の設定が考えられます。
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「調べるでSpotlightの検索候補を許可」
ちょっと分かりづらい設定なのですが、
1)WEBに表示される単語を指定して「Control+クリック」または「右クリック」でコンテクストメニューを表示させると「〜を調べる」(または「〜を検索する」)という項目が表示されます。ここで「調べる」(または「検索する」)にSpotlightで検索された候補を表示するか否か、ということらしいのです。
チェックを外して「Safari」上で「日銀」を「調べる」と
チェックを入れて同じく「調べる」と、
ウィンドウ下部に「辞書」や「Siriの知識」、「マップ」などが追加されます。「Siriの知識ではWikipedia経由の日銀の情報が追加され、「マップ」では日銀の地図がまんま表示されます。
例えば自分のPC内のドキュメント上で「日銀」というワードを使ったものが検索されてくるかというと、今のところそういう結果は出ていません。
アップルの「Spotlightの検索候補」に対する説明を読むと、
「Siri はユーザがどのようにデバイスを使用しているかを分析し、提案する候補をパーソナライズして検索精度を向上させます」
とあるので、「Siri」が大きく影響をしていると考えられます。また、
提案する候補および検索結果の関連性を高めるために、ユーザに関連付けられていない一部の情報が Apple に送信されます
ともあるので検索したパーソナル情報がアップル側へ流れることを気にするならば、チェックを外しておいた方が良いとも言えます。
画面の下に「検索とプライバシーについて」があるので、一読してください。
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プライバシータブに切り替えると「Spotlight」の検索から除外する「フォルダ」・「ディスク」を指定できます。
検索の性質上、検索できない場所を登録しすぎるとその有効性が低下しますのでご注意ください。
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・Spotlightの検索結果が表示されなくなったときの対処方法:1
Macを使用していて検索した際に検索結果が全く表示されない、あるいはどう考えても検索数が足りないと思われるときがままあります。
この場合、考えられる原因としてSpotlightのインデックス(索引)が壊れた可能性があります。以下はその対処方法になります。
1)「システム環境設定」→「Spotlight」を開きます
2)「プライバシー」タブに切り替えます
3)デスクトップ上のハードディスクアイコンをそのままリスト上にドラッグドロップします
4)警告が表示されますがひとまず無視して登録し、一度閉じます
5)再び「Spotlight」を開いて、「プライバシー」からハードディスクを選択し、リストから削除すると
インデックスの再構築が行われます
・Spotlightの検索結果が表示されなくなったときの対処方法:2
上記方法で解決されない場合は「ターミナル」を使用して強制的にインデックスを再構築させます。
1)「アプリケーション」フォルダ→「ユーティリティ」フォルダ→「ターミナル」を起動します
2)ターミナルに以下のように入力してエンターキーを押します
sudo mdutil -E / ※「/」の前に半角スペースが入ります
パスワードを要求されるので管理者のパスワードを入力します
3)以下のようにSpotligh上で再構築を示すメッセージが出れば成功です
以上