机上向学 -GAKIRA.NET-

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macOS 10.13 - High Sierra システム環境設定「Dock」

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「システム環境設定」→「Dock」

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Dockの詳細説明の前に良く発生するトラブルについて。
「ドックからフォトショップが消えちゃいました!」というお問い合わせを良く頂きます。
Dockに登録されているアイコンはすべて「エイリアス」になります。
例えそこから消えても本体のアプリやデータ、サーバは  

消えません!

焦らずにオリジナルのファイルを探して登録し直しましょう。
以前はふと動かした瞬間にアイコンが消えてしまったのですが、ここ数世代のmacOSOSX)ではDockから一定の距離・一定の時間離さなければ消えなくなりました。

「Dock」の説明に入ります

「サイズ」と「拡大」

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サイズはDock内で表示されるアイコンの大きさを変更します。登録しているアイコンの数が多くなればなるほど自動的に「小」になっていきます。

「拡大」にチェックを入れるとマウスオーバーした際にアイコンが拡大表示されるようになります。Dockの表示が小さい場合は必須の機能になります

「画面上の位置」
Dockは通常下方に位置しますが、画面左右に移動することも出来ます。

 

「ウィンドウをしまうときのエフェクト」

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遊びの要素が大きいな機能です。好みで設定してください


「書類を開くときはタブで開く」

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この機能は直接はDockと関係しません。書類を開く際に「タブ」に対応しているアプリについてその開き方を設定するものです。(なんでここにあるんだろう?)
「フルスクリーン時のみ」の設定が合理的です。

「ウィンドウタイトルバーのダブルクリックで〜」

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機能のON/OFFと「しまう」と「拡大/縮小」を変更できます。「拡大/縮小」は機能が被るものもあるため、「しまう」の設定がお薦めです。この機能も「なんでここなんだろう?」という気がします。


「ウィンドウをアプリケーションアイコンにしまう」
たくさんのウィンドウを開いていて、それらを必要に応じて最小化したときに何処へ格納するかということですが、標準ではDockの右側の領域に格納しますが、このチェックを入れると該当するアプリケーションアイコン内に格納するようになります。いたずらにDockを埋め尽くす事が無いようにするためには、この機能を使うのが良さそうです。アプリケーションアイコン内に格納されたウィンドウは以下のようにアイコンを右クリックすると表示され、選択して該当するウィンドウを開くことができます。

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「起動中のアプリケーションをアニメーションで表示」

アプリケーションが起動するまでユックリと弾むような動きをします。それだけです。

「Dockを自動的に表示/非表示」
小さな画面のMacbook等を利用している場合は、ウィンドウの表示領域を増やすために活用するのが良いようです。iMacやより大きな画面を外部接続で使う場合にはそれほど気にしなくても良いと思います。

「起動済みアプリケーションにインジケータを表示」
起動しているアプリケーションの下部に小さな黒いドットを表示します。起動中のアプリケーションを確認するなどの必要性があれば利用したい機能です。

 

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Dockの機能について補足します。その1

Dockは管理するものによって二つのエリアで構成されます。OSセットアップ直後の状態では右寄りの部分に細い縦の線が引かれています。この線から向かって左側がアプリケーションを登録するエリア。向かって右側が「フォルダ」「ディスク」「サーバ」「ファイル」「ブックマーク」を登録しておけるほか、アプリの「ウィンドウ」を一時的に格納しておく場所としても使用します。

それぞれのショートカットとして機能しますので便利です。
また登録してあるもののステータスを間接的に確認することも出来ます。例えばそれぞれのアイコンに「?」マークが表示されている場合は、それらのオリジナルが何らかの理由で見つからないことを示します。
フォルダやファイルの場合はオリジナルが誤って消去されている可能性があります。
ディスクは電源が入っていないか、ケーブルが外れている、あるいは機械的に異常を起こしている可能性も無視できません。
サーバの場合(あるいはネットワークストレージなど)は、Macが適当なネットワークに繋がっていないなどの場合もあります。

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Dockの機能について補足します。その2

Dockに登録した「ディスク」「フォルダ」を右クリックすると表示メニューの変更が出来るようになります

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「内容の表示形式」→「ファン」「グリッド」「リスト」とあります。「ディスク」や「フォルダ」を普通にクリックするとFinderとして開く前に内容を表示します。
その時の形式の選択になります。通常は「自動」になっていて内容のファイルやフォルダが少ない場合(ファイルが2〜3個しか入っていない)は「ファン」、その数が多くなると「グリッド」または「リスト」になります。「ファン」見た目が面白いですが、使いにくいです。サムネイルアイコンの表示を目安にファイル管理したい場合は「グリッド」が良いかもしれません。

 

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