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机上向学 近隣駅前に出来た新しい図書館と書店の複合施設に行ってみた in 桶川

自分の住んでいる所からJR線で2駅ほど南下。埼玉県桶川市の駅前商業施設「mine」の中に新しく図書館と書店の複合施設が出来たとのことで行ってみた。

prtimes.jp

図書館と書店の組み合わせというと九州の武雄市の図書館が良くも悪くも話題になっていますがここは図書館を「図書館流通センター」書店を「丸善」が運営していて分業体制。それで良いと思う。

JR桶川駅西口からデッキで直結。

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階段を上がって施設内に入ると目の前にコンコースがあってその左側に丸善、右側にカフェスペースとリラクゼーションショップがあってその奥が図書館になっている。

ちょうどそのコースで科学体験学習をしていたりして「あぁ、良い感じだなぁ」と思ってみたり。

フロアーはこんな感じ。我が地元図書館よりもずっと広くて快適(鴻巣もう少し頑張れ)。

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広域利用に自分の地元も含まれていたので図書カードを作ってしまった。JRの駅至近で且つほぼ一年中夜の21時まで利用できるの何か活用できるのではないかと思って。

地元の図書館は駅からさほど離れていないものの微妙に利用しづらい場所にあって、しかも平日は20時まで。土日祝日は18時までと短い(鴻巣もっと頑張れ)

カードを作って館内を一回りしているとちょっとビックリしたのが隣の書店との境がガラス窓になっていてお互いの館内が見える。敷地以上に広く見せる効果もあれば感覚的な一体感もあってものすごく良い空間が出来ている気がする。

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普通に勉強したり読書をしたりする机やテーブルの他に「社会人席」という場所が割と広めに用意されていてPCを持ち込んで勉強や仕事(カフェのドヤ顔状態にしたらまずいだろうが)ができそう。先ほどの読書スペースから離れた場所に割り当てられていて意外とうるさいキータッチの音も気を遣わずに済むのは良く配慮していると思う。

初めて行ったわけだが非常によく考えて居心地良く作ろうとしている気持ちが伝わってくる、珍しく思い切り褒めてしまいたい公共施設だと感じた。

この後丸善もぶらっとしたんだが驚いたのは書籍の検索を行うPCが3台あるうちの1台が図書館の検索用だったこと。某T雄市図書館のように同じ事業主体で行うとこういう風にはならないと思う。図書館をショールーミング化しているとも思えるが、例えば試し読みしたい本をわざわざ購入するぐらいなら、その前に図書館でまずは読んで見て下さい、という思惑と思えば良い方法である。

また借りた本の返却は駅の改札を出た場所に返却ボックスが設けてある。

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「夜、帰宅途中に本を借りる」→「読む」→「出勤時に1本早く乗って途中下車してポストへ放り込む」という芸当も出来そうである。改札内に置いてくれたら便利なのにという私の無邪気な要望に「そういう意見が合ったことを伝えますね」と笑顔で返してくれた窓口のお姉さん、ありがとう。

地元駅にたどり着く前に途中下車して寄る価値があるかと云えば「ある」と断言しよう!

余談だが、TSUTAYAが運営する図書館を仮設しようとした愛知県の小牧市では住民投票でツタヤ方式が否決された。これは先だって開設された武雄市の図書館で郷土資料の廃棄問題や不適切な蔵書購入、また神奈川県の海老名市では不適切な蔵書購入や市の分担金の不明瞭問題を受けて住民が不信感を募らせた結果である。

個人的には図書館を民間が運営しても全く構わないと思っている。今回の桶川の図書館流通センターだって少なくとも非常にまじめに図書館を運営するためにノウハウを蓄積して行っているところはある。

ただやはり書籍の小売業と図書館はそもそも競合する立場にあるはずなので、その本業を全うすること自体が無茶な話しだと思うのである。

ましてや自治体が民間に運営を委託しても、その監督責任は重要で武雄市や海老名市の問題は行政にその多くの責任があると私は思っている。

はい、余談でした。

株式会社図書館流通センター(TRC) || 図書館総合支援企業

 

 

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