机上向学 -GAKIRA.NET-

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SpparowはDropboxに添付ファイルを産み落とす

すでに諸々公開されているようですがMac用メールクライアント「Spparow」がDropboxと連携する機能を実装しました。
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Sparrow — Get mail done

確かβ版が公開されたのは今年(2011年)の2月頃だったと記憶しています。
当時はTwitterライクな表示が出来るメールアプリケーションということと、GMail専用であった事もあってあまり興味をひかれずにいたのですが「Dropbox」との連携と聞いてどのようなものか試してみることにしました。
簡単に言うと、Spparowのメールに添付したファイルをDropBoxのパブリックフォルダを経由して相手に対して公開&DLをさせるというものです。
改めてダウンロードしてみましたがずいぶんと仕様も変わり通常のメールアカウントの設定も出来るようになっていました。
またメールアドレスはOSXのアドレスブックを参照しているようですのでMail.appとの併用や乗り換えを考えても非常に使い勝手はいいと思います。

設定は単純でSpparowを起動させたら「環境設定」→「サービス」タブをクリックします。
サービスを選ぶ画面が表示されるので「Dropbox」を選択します。
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*ここに「Cloud APP」という選択肢もあるのですが現時点でまだチェックしていません。
Dropbox」のアカウントでサービスへログインします。
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この後連携の認証を求められるのでOKして、準備完了です。
メールの作成を普通に行い左上の「クリップマーク」クリックするとプルダウンでファイルを選択する画面が表示されます。
ここで選択したファイルをドラッグドロップするのですが、メールの本文画面のどの位置にドロップするかで扱いが変わります。
本文画面の上3分の2程度でへドラッグしてくるとカーソルの部分にDropboxのアイコンが表示され、下へ行くとプラスマークに変わります。ドロップする位置で添付ファイルがリンクされるのか添付されるのかの扱いが変わるのはユニークです。
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上部へドロップするとその場でDropboxのパブリックフォルダーにデータがコピーされ、メールの本文にインターネットのアクセスリンクが表示されます。
これで送信したメールを開くとこのように見えます。
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リンクを開くとこのように表示されます。PDFやJPEGはブラウザで表示されます。ZIPなどの圧縮ファイルはその場でダウンロードされます。
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表示されたファイルの下の方へマウスオーバーすると「拡大・縮小」「プレビューで表示」「ダウンロードして保存」の
3つのメニューが表示されます。
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ざくっと見た感じですがよく出来ていると思います。重い画像ファイルをむりやりメールに添付して送って相手の受信サーバーに過大な不可をかけるようなこともこの方式であれば回避すること出来ます。
また受け取る相手がDropboxを使用していなくても、パブリックフォルダーを経由するので問題なく受け渡しが出来そうです。
無料版もありますが、非常にうっとおしい位置に広告が表示されるのできちんと使いたい方は有料版を使用する方が精神衛生上いいかもしれません。$9.99、現在日本円でおよそ779円です。
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