机上向学 -GAKIRA.NET-

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ワークスタイル [ Todo管理2:MacOSX Thingsを少し掘り下げる ]

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http://www.netjapan.co.jp/r/product_mac/thg/

前回Dropboxを仲介して複数のmac間でThings同期を取る話を書いた。
今回はThingsそのものをもう少し掘り下げてみたい(自分の頭の整理のためでもある)
Thingsを使っていて一番頭を悩ませるのは「エリア」の存在かと思う。多分翻訳するときに適切な言葉が浮かばなかったのじゃないかと、、、「あるTodoに関係する先を示す」のがどうやら正解っぽいので具体的な使い方を仕事の流れで説明してみる。

自分が関係する先は、A,エンドユーザー、B,販売会社・ディベロッパー・メーカー、大別すると2つになる。Aと直接の場合Todoの書き方は「xxx様へooooの提案書を提出する」で完結する。自分とAの間にBが介在する場合、「xxx様へooooの提案書を提出する」のTodoはAに対するのと同時にBが関係する。
これが「エリア」。

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これをThings上で処理すると、
1)エリアにBにあたるY社の項目を追加する。
2)クイック入力でAにあたるX社へのTodoを作成する。
3)保存先をY社のエリアを指定して登録する。
こうするとY社が関係するX社を含む複数のAの案件が一括して表示される。
Todo作成時に特定のタグを入れると自動的にエリアへ反映する機能があるのでこれを使えば入力が自動化できる。

「エリア」が多くなってしまったとしても、Thingsの場合Todoの締め切り設定が「本日」または「締め切りを過ぎたもの」は「今日」のリストに一括表示される。

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またそれ以外のTodoは「次」というリスト上で「プロジェクト」や「エリア」ごとに流し読みが出来るようになっているので結構効率はいいと思う。

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また繰り返しの予定はどのリストで作成しても「予定済」に反映するので定期的な行動を一括でチェックすることが可能。

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タグでくくることが出来るスマートフォルダを作成できるとまたちょっと違う使い方が出来るかもしれないですね。

個人的には一工夫で非常にできのいいTodo管理ソフトになったと思っている。
難を言えばローカライズの表記の問題が取っつきにくさを生み出しているように思うのでネットジャパンさんにはがんばっていただきたいと切に思う。

次回もう少しだけ掘り下げて、他のアプリとの連携について書いてみたい。